主人公・アーヤ役にはオーディションで選ばれた13歳の女優・平澤宏々路さんが抜擢。
他キャストに俳優の寺島しのぶさん、豊川悦司さん、濱田岳さんらの出演が発表された。
宮崎駿が企画、児童小説を原作の『アーヤと魔女』
宮崎駿さんが企画、息子の宮崎吾朗さんが監督を務める『アーヤと魔女』は、スタジオジブリ初の全編3DCGの長編作品。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女・アーヤが、奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と暮らすことからはじまる物語だ。
原作は映画『ハウルの動く城』の原作者でイギリスの作家であるイアナ・ウィン・ジョーンズさんが刊行した同名の児童向け小説。
6月には「カンヌ国際映画祭」が新設した部門「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作として選出され話題に。
また、スタジオジブリが3DCGを採用するのは、手書きアニメーションと組み合わせる形でCGが採用された短編アニメ『毛虫のボロ』(2018年)以来となっており、その点でも話題を呼んでいた。
『アーヤと魔女』キャスト陣からコメントが到着
平澤 宏々路さん(アーヤ役)
アーヤ役の声優を務めさせて頂きました平澤宏々路です!
オーディションの時は『合格するのは難しいかもしれないな』と思っていたので、アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです!スタジオジブリには歴代のジブリの作品が沢山飾ってあって、本当にジブリの作品に参加できるのだと実感し、ワクワクしました! この素直な感情をそのまま伝えられるといいなと、思いながら収録させていただきました。強くて明るい、少し生意気だけど憎めない、そんなアーヤを楽しんでいただけたらなと思っています!皆さんの『ココロ』に響きますように!
寺島 しのぶさん(ベラ・ヤーガ役)
人生初めてのアニメの声優で、スタジオジブリさんの作品に参加させていただけるなんて夢のような体験でした。どんな環境に置かれても見事に逞しく生きていくアーヤの姿は今この時期の私たちに、必ず勇気と希望を感じさせてくれることでしょう。
豊川 悦司さん(マンドレーク役)
アーヤと魔女。憧れのジブリ作品にやっと呼んでいただきました。初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました。オトナのような君達へ、コドモのようなあなた達へ、今だからこそ、より愛したくなる素敵な(クリスマス)プレゼントになりました。どうか受け取ってくださいね!
濱田 岳さん(トーマス役)
憧れのジブリ作品に参加させて頂き、まるで夢のような時間でした。アーヤのどんな境遇も受け入れ、顔を上げて突き進む姿に勇気をもらい、笑顔にしてもらい、黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います。
深まるスタジオジブリへの愛
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作品情報
アーヤと魔女
- 企画
- 宮崎 駿
- 原作
- ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」(田中薫子訳)
- 脚本
- 丹羽 圭子、郡司 絵美
- キャラクター・舞台設定原案
- 佐竹 美保
- 音楽
- 武部 聡志
- 音響演出
- 笠松 広司
- アフレコ演出
- 木村 絵理子
- キャラクターデザイン
- 近藤 勝也
- CGスーパーバイザー
- 中村 幸憲
- アニメーションディレクター
- タン セリ
- 背景
- 武内 裕季
- アニメーションプロデューサー
- 森下 健太郎
- プロデューサー
- 鈴木 敏夫
- 制作統括
- 吉國 勲、土橋 圭介、星野 康二
- 監督
- 宮崎 吾朗
- 制作・著作
- NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ
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