任天堂がCG制作プロダクション・ダイナモピクチャーズを子会社化し、名称をニンテンドーピクチャーズに変更すると発表した。
今回、株主との間に任天堂は株式譲渡に関する契約を締結。2022年10月3日(月)に同社が保有する自己株式を除いたダイナモピクチャーズの株式すべてを取得する予定だ。
任天堂によれば、子会社化の理由について「映像コンテンツの企画・制作体制を強化する」ことが目的と説明している。
前身を含めると、30年以上にわたり映画・TV・ゲーム・アニメなどのCG映像制作に携わっている。「トロピカル~ジュ!プリキュア」エンディング
『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2のレイアウトや『映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』のエンディングCG、スタジオジブリ初のフル3DCG作品『アーヤと魔女』のCGアニメーション制作などを手がけている。
V.W.P「輪廻」
また、1995年4月に日本初のオープンなモーションキャプチャースタジオを開設するなど、モーションキャプチャー事業も展開。
バーチャルシンガーグループ・V.W.Pの「輪廻」MVやゲーム『DEATH STRANDING」のモーションキャプチャーを担当していた。
ほかにも、MX4Dモーションプログラム制作、映像技術を活かしたVRコンテンツ開発、ツールの開発も行っている。
自社IPの映像コンテンツを継続的に制作することを目的としており、今後、任天堂のゲームタイトルやキャラクターなどの映像化が加速していきそうだ。
なお、任天堂関連の映像作品としては、『ミニオンズ』や『SING/シング』の制作会社であるイルミネーション・エンターテインメントと共同で手がけるアニメ映画『スーパーマリオ』が、2023年4月に公開予定となっている。
今回、株主との間に任天堂は株式譲渡に関する契約を締結。2022年10月3日(月)に同社が保有する自己株式を除いたダイナモピクチャーズの株式すべてを取得する予定だ。
任天堂によれば、子会社化の理由について「映像コンテンツの企画・制作体制を強化する」ことが目的と説明している。
CG制作に強みを持つダイナモピクチャーズ
ダイナモピクチャーズは、1991年設立の制作会社から、CG制作、モーションキャプチャー事業を引継ぎ、2011年に独立したCG映像制作会社。前身を含めると、30年以上にわたり映画・TV・ゲーム・アニメなどのCG映像制作に携わっている。
V.W.Pに『デススト』 モーションキャプチャー事業も
バーチャルシンガーグループ・V.W.Pの「輪廻」MVやゲーム『DEATH STRANDING」のモーションキャプチャーを担当していた。
ほかにも、MX4Dモーションプログラム制作、映像技術を活かしたVRコンテンツ開発、ツールの開発も行っている。
任天堂タイトルの映像化が加速か
任天堂は、ダイナモピクチャーズの子会社化にあたって、商号をニンテンドーピクチャーズに変更予定としている。自社IPの映像コンテンツを継続的に制作することを目的としており、今後、任天堂のゲームタイトルやキャラクターなどの映像化が加速していきそうだ。
なお、任天堂関連の映像作品としては、『ミニオンズ』や『SING/シング』の制作会社であるイルミネーション・エンターテインメントと共同で手がけるアニメ映画『スーパーマリオ』が、2023年4月に公開予定となっている。
[任天堂HP]ニュースリリース「株式会社ダイナモピクチャーズの子会社化に関するお知らせ」を掲載しました。https://t.co/Ukb3ntGZxn
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) July 14, 2022
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