「ガジェット」という言葉を聞くだけでワクワクするのは筆者だけだろうか?
そもそも言葉の響きがカッコイイ。
『ドラえもん』のひみつ道具しかり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや空飛ぶスケボーしかり……ガジェットは見るだけで何をしてくれるんだろう? という夢を与えてくれる。
そんな見た瞬間に「いい!」「欲しい!」と思わせてくれるユニークなガジェット「風呂ッピー」を紹介したい。
【画像】古き良きモチーフが取り入れられた近未来ガジェット
Richard Falcemaさんは、以前に三菱ケミカルから発売されていた半透明のフロッピーディスクの「機能性の面では見える必要のない中身を、あえて見せるというデザイン性」に惹かれ、本作品を制作。
「風呂ッピー」は最近の作品でもお気に入りで、「着想は単純にダジャレなんですが。タイトルと見た目で完結する分かりやすい作品がつくれたので気に入っています。」と語っている。
作品は「こんなものがあったら面白いな」というアイデアを視覚化するため主に3DCGを使って制作。
実際に製品をつくるときと同様に図面を書き起こして原寸大で設計し、3DCGだからこそできるような素材や加工の表現を織り交ぜ、リアルとフィクションの間を狙った表現を追求しているという。
それは、今は廃れてしまった素材に近代的なデザインに取り込み、「もしこの技術が主流になったらどうなったんだろう」という現実味を帯びた別世界を描くこと。
作品をつくり始めたきっかけは、仕事で映像作品のモニターグラフィックスや架空のインターフェースを制作する中で、これら知識を活かした「物」をつくれるようになれば、より説得力が増すだろうと考えたためだという。
そのこだわりはガジェットの形状や設計はもちろん、表面の印刷やデカールなどの細部にもこめられており、そこに注目するとより作品を奥深く楽しむことができる。
本につけることで実際に「サバを読む」ことができるほか、ブックカバーの下に小さく「約1000ページ」と書いてあるので、慣用句本来意味のサバ読みもできる仕様になっている。
Richard Falcemaさんは、「ガジェットとは形は違いますが、現実世界に慣用句を逆輸入するというコンセプトで、ちょっと非日常な感じを味わっていただけるものになっています。」とコメントを寄せてくれた。
【画像】古き良きモチーフが取り入れられた近未来ガジェット
そもそも言葉の響きがカッコイイ。
『ドラえもん』のひみつ道具しかり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや空飛ぶスケボーしかり……ガジェットは見るだけで何をしてくれるんだろう? という夢を与えてくれる。
そんな見た瞬間に「いい!」「欲しい!」と思わせてくれるユニークなガジェット「風呂ッピー」を紹介したい。
【画像】古き良きモチーフが取り入れられた近未来ガジェット
フロッピーディスクから生まれた「風呂ッピー」
半透明なフロッピーディスクの中にボディウォッシュが入れられた「風呂ッピー」をデザインしたのは、3Dやグラフィック、UIなどを手掛けるデザイナーのRichard Falcemaさん(@Robotboy189)。ボディーソープ「風呂ッピー」 pic.twitter.com/cqfiuQGI6k
— Ricky / Richard Falcema (@Robotboy189) September 9, 2020
Richard Falcemaさんは、以前に三菱ケミカルから発売されていた半透明のフロッピーディスクの「機能性の面では見える必要のない中身を、あえて見せるというデザイン性」に惹かれ、本作品を制作。
「風呂ッピー」は最近の作品でもお気に入りで、「着想は単純にダジャレなんですが。タイトルと見た目で完結する分かりやすい作品がつくれたので気に入っています。」と語っている。
「こんなものがあったら面白いな」を視覚化
これまでにも架空のガジェットを「架ジェット」と題して発表してきたRichard Falcemaさん。作品は「こんなものがあったら面白いな」というアイデアを視覚化するため主に3DCGを使って制作。
実際に製品をつくるときと同様に図面を書き起こして原寸大で設計し、3DCGだからこそできるような素材や加工の表現を織り交ぜ、リアルとフィクションの間を狙った表現を追求しているという。
もし、過去の技術が主流になっていたら?
Richard Falcemaさんは、作品でフロッピーディスクやニキシー管(放電管)など前時代的なモチーフをよく使用しているが、これには単純に好きだということのほかにコンセプトがある。それは、今は廃れてしまった素材に近代的なデザインに取り込み、「もしこの技術が主流になったらどうなったんだろう」という現実味を帯びた別世界を描くこと。
作品をつくり始めたきっかけは、仕事で映像作品のモニターグラフィックスや架空のインターフェースを制作する中で、これら知識を活かした「物」をつくれるようになれば、より説得力が増すだろうと考えたためだという。
そのこだわりはガジェットの形状や設計はもちろん、表面の印刷やデカールなどの細部にもこめられており、そこに注目するとより作品を奥深く楽しむことができる。
「サバを読めるブックカバー」が販売中
Richard Falcemaさんの作品の中では、鯖のデザインが施された「サバを読めるブックカバー」が現在BOOTHで販売中(外部リンク)。本につけることで実際に「サバを読む」ことができるほか、ブックカバーの下に小さく「約1000ページ」と書いてあるので、慣用句本来意味のサバ読みもできる仕様になっている。
Richard Falcemaさんは、「ガジェットとは形は違いますが、現実世界に慣用句を逆輸入するというコンセプトで、ちょっと非日常な感じを味わっていただけるものになっています。」とコメントを寄せてくれた。
【画像】古き良きモチーフが取り入れられた近未来ガジェット
ポップでユニークな作品たち
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