現実では長崎県にある海底炭坑の島・通称「軍艦島」はツアーも組まれるほど人気だし、創作では文明崩壊後の世界を描いた「ポストアポカリプス」というジャンルがある。
そんな廃墟の魅力をグッと凝縮した水没ジオラマが注目を集めている。
【写真】水没ジオラマをいろんな角度で
3DCGの技術を生かしたハイクオリティな水没ジオラマ
この作品を制作したのは、CG・映像制作を本業にするクリエイター・MASAKIさん。これまでにも多数の水没ジオラマを作成し、ワンダーフェスティバルなどで作品を発表してきた。
このようなジオラマをつくるようになったきっかけは、ジオクレイパーという建物のスケールフィギュアを購入したこと。#ツイッターで楽しむ展覧会
— MASAKI (@MasakiSe) February 27, 2020
なんか良いタグ。
小さな建物をレジンの海に沈めています。#水没ジオラマ pic.twitter.com/H8AlzOVi8n
他のプラモデルと組み合わせるのにサイズが合わなかったため、建物だけで情景にできないかと考えて水没ジオラマを思いついたそうだ。
今回の作品では、プラモデルや模型などを制作するアオシマの「建築ロマン堂 1/150 団地」を使用。いろいろ悩んだ結果次回作はコレで行きます! pic.twitter.com/NJo5iJSgsp
— MASAKI (@MasakiSe) July 30, 2020
団地のキットを見た瞬間、水没ジオラマの構想が沸き上がってきたという。 現在は3Dプリンターを導入し、本業で使うCGソフトの技術を生かしてオリジナルで人物や動物、建物などを制作・出力。
映像制作で培った「見せ方」の技術も役立て、そのクオリティに磨きがかかっている。
1/150アオシマの団地、途中色々ありましたが、屋上の樹木や波など加えての仕上げをして完成しました!
— MASAKI (@MasakiSe) September 7, 2020
暗い部屋では窓の灯りと街灯が点灯します。
他の完成画像はこのツイートのスレッドに追加していきます。#団地ジオラマ#水没ジオラマ pic.twitter.com/qMXk3TdbGX
ハイクオリティな作品の数々
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