これは6月2日(火)から台湾の誠品書店 信義店で行われる「台灣人認識日本插畫家的第一步」の開催を記念したもの。
日本のイラストレーションの最前線で活躍するイラストレーターを紹介するこのフェアのキービジュアルを4人が制作。パイ インターナショナルの公式サイトでWeb会議用背景画像として配布されている。
日本のシーンを牽引するクリエイターたち
「台灣人認識日本插畫家的第一步」は2019年9月に東京で開催され、2020年6月に台湾に初上陸となる、日本の人気イラストレーターを紹介するフェア。期間中、台湾の誠品書店内に、4つのテーマに分類した仮想店舗「百花繚乱」「新進気鋭」「万世不滅」「唯一無二」をオープン。配布された4つのイラストは、それぞれの店舗のキービジュアルだ。
「百花繚乱」イリヤ・クブシノブさん
Netflixで配信中のアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』のキャラクターデザインなどを手がけており、その名前を目にしたことがある人も多いはず。 現在は個展「『Virtual VIVID』 Ilya Kuvshinov Works Exhibition」を、バーチャルSNS「cluster」とVRプラットフォーム「VRChat」で5月31日(日)まで開催中だ。
「新進気鋭」ダイスケリチャードさん
書籍関連や企業・アーティストとのコラボグッズなどを中心に、滋賀を恋しく思いながら東京で活動中。 軽快な描線とポップな色彩で描かれる作風で、SNSを中心に幅広い層から人気を集めている。
「万世不滅」寺田克也さん
イラスト、漫画、ゲーム・アニメーションのキャラクターデザインなど、活躍は多岐にわたる。
漫画『西遊奇伝大猿王』や実写映画『ヤッターマン』のキャラクター&メカニカルリファインデザイン、『仮面ライダーW』のクリーチャーデザインなどを手がけている。
『唯一無二』ホノジロトヲジさん
日本のイラストシーンを象徴するイラストレーターが集結する図録『ILLUSTRATION』にたびたび掲載される実力派だ。
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ILLUSTRATION 2020
平泉 康児 (編集)
イラストレーションの「今」を象徴する図録『ILLUSTRATION』シリーズの最新2020年版。多種多様なポップカルチャーから現代美術、刻々と変化するネットカルチャーまで、世界が注目する日本独自の多彩なイラストシーンを横断した、実力派作家150名による豪華競演です。