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砂漠の祭典「バーニングマン」ネット開催へ 日米の大イベントがバーチャルに見出す可能性

POPなポイントを3行で

  • 奇祭・バーニングマンがバーチャル開催へ
  • ニコニコ超会議、コミケもバーチャルに活路を求める
  • コロナ禍以後の可能性を示すバーチャルの世界
砂漠の祭典「バーニングマン」ネット開催へ 日米の大イベントがバーチャルに見出す可能性

バーニングマン/画像は公式Instagramから

世界有数の祭典/巨大コミュニティとして知られる「Burning Man」(バーニングマン)のバーチャル開催が決定した。

本来であればアメリカ現地時間8月30日(日)から9月7日(月)まで、ネバダ州・ブラックロック砂漠で開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、バーチャル上に会場を設計し開催されることに。

主催は3月20日に「通常通り開催するか慎重に判断したい」と公式サイトで発表していたが(外部リンク)、今回はバーチャル開催を行うと4月10日に発表した(外部リンク)。

※記事初出時、一部不適切な表現があったため修正しました(4月15日)

世界最大規模のコミュニティ「バーニングマン」

「バーニングマン」は年に一度、1週間ほどの期間で行われる祭典。例年ネバダ州のブラックロック砂漠で行われており、アメリカ各地ほか、世界中からアートや衣装に身を包んだ人々が集う祭典として世界的に有名。

祭りという規模を超え、一つの架空都市「ブラック・ロック・シティ」を再現するコミュニティとしても機能。アートや音楽が参加者たちの持ち込むプロジェクトとして、期間中、同時多発的に様々な場所で披露される。世界各地にリージョナルイベントも存在する。

現地に現金を持ち込むことはできず、水道や電気といったインフラも存在せず、携帯電話も通じない。参加者たちが自治として診療所などを用意するが、おおよそ、生命が保障されるような環境ではない。

バーニングマン・コミュニティに参加する者は全て自己責任の元、食料や水、寝床(テントや車)などを持参する必要がある。

昼夜の温度差も激しく過酷な環境だが、物々交換を原則した独自の文化経済圏を発生させ、それが「ブラック・ロック・シティ」という新しい都市の誕生だとたとえられるほどのお祭りとなっている。

祭典の最後には、巨大な人型の造形物「ザ・マン」を燃やすことから「バーニングマン」と名付けられている。毎年、多くの参加者(burns)が集っている。

中止・延期となる大規模イベント

日本でもコミックマーケットを始め大規模イベントが中止・延期に追い込まれているが、アメリカでも世界的な音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」(コーチェラ)の開催が10月に延期となっている。

そこで注目されているのが、バーチャルでの代替開催やバーチャルイベントだ。 日本では中止となったニコニコ超会議のバーチャル版・ニコニコネット超会議2020が現在開催中であるほか、同じく中止となったコミケの代替開催としてエアコミケが注目を集めている。

そしてアメリカでは前述のバーニングマンを始め、大規模配信フェス「One World: Together At Home」の開催が決定。

こちらは史上最大級の配信フェスかつWHO(世界保健機関)への寄付金を集めるハブになるという効果もあり、エンタメと社会改題解決とバーチャルを組み合わせた先進的な試みとして話題となっている。 リアルイベントの隆盛が思わぬ形で阻害されつつあるが、このように台頭止まないバーチャル技術の躍進も同時に進んでいる。

この動きはコロナ以後も新たな可能性となるため注目していきたい。

今だから知っておきたいバーチャルイベント

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