この決定は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響を受けてのもの。オンラインイベントとしての開催の調整もおこなってきたが各条件面が整わず全面的な中止を判断したという。
【お知らせ】5/4に予定していたVirtuaREAL×VIRTUAFRAK「#VRVF」supported by SPWNですが、全面的な開催中止を決定しました。
— VIRTUAFREAK (@VIRTUAFREAK_jp) April 7, 2020
オンラインイベント実施に向けて各所調整を進めていましたが、条件面を整えることができませんでした。ご期待に添えず申し訳有りません。https://t.co/sNN8q53zQ2 pic.twitter.com/s6GIdQVvT2
VTuberカルチャーの内外を繋ぐ音楽イベント「#VRVF」
「#VRVF」はUSAGI Productionが手掛けるバーチャルとリアルを繋ぐオムニバスCD「VirtuaREAL」とVTuberカルチャーの音楽イベント「VIRTUAFREAK」とのコラボイベント。「VirtuaREAL」と「VIRTUAFREAK」どちらも、VTuberカルチャーの内外にまたがる人選、選曲で評価されてきた。 今回のイベントではバーチャル3D空間上のエンターテイメントスペース「SPWN」全面バックアップのもと、東京のVeats Shibuyaにて5月4日(月)開催が予定されていた。
開催が発表された2月29日も、2月26日に政府により2週間の大規模イベントの中止や延期が要請された直後。
イベントを主催する「VIRTUAFRAK」の飯寄雄麻さんは「新型コロナウイルスの感染状況や政府の発表によって、イベントの延期もしくは中止となる可能性」もあるとした上で、「今後どうなるかわからない先の状況に臆せず、エンターテイメントで世の中を少しでも明るくしたいと考え」開催を発表したと説明していた(外部記事)。
中止の発表(外部記事)でも「今後も最高に楽しめる"場"をこれからも届けていきたいと思っていますので、みなさんとまた会場でお会いできることを楽しみにしています。」と前向きな言葉で締めくくっている。
仮想空間でのイベントと取り組み
新型コロナウィルスの影響を受けて多くのイベントが開催延期/中止になる一方、仮想空間でのイベントが注目を集めている。音楽イベントでもソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」を利用した「VIRTUALIZE REALIZE vol.0」が4月22日(水)に開催予定。
音楽イベント以外にも4月29日(水)からは仮想空間上の即売会「バーチャルマーケット4」が開催予定で100万人の来場を見込んでいる。 また、今回のイベントで名前の上がった「SPWN」では、これまでにも多数のVTuberのライブイベントが開催。新型コロナウィルス感染拡大からの大規模自粛をうけて、過去のライブ映像が公開されており自宅から楽しめるようになっている。
【お知らせ】
— SPWN (@SPWN_jp) March 13, 2020
皆様がご自宅でも楽しく過ごせるよう、SPWNにてこれまでに実施した13ライブの映像を公開しました🎉
視聴できる映像一覧はこちら
👉https://t.co/acN108WjGF
#SPWN pic.twitter.com/iHtclALCHy
イベント中止とその余波
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