YouTuberの水溜りボンドが、新型コロナウイルスをはじめ連日話題になっているウイルス対策に関する動画を投稿した。
動画ではSNSなどで出回っている情報は本当に正しいのか、世間に流れるさまざまな説を実験して検証するものになっている。【デマで炎上】トイレットペーパー不足はヒカキンが買い占めたせい【マスク不足について】
テレビや新聞などの報道をあまり見ずにSNSやYouTubeなどのプラットホームで情報を得ている人も多数いる現在。
その結果、本来は報道されていない、いわゆる「デマ」の拡散が大きな問題になっている。
3月4日には鳥取県の米子医療生活協同組合の職員が「トイレットペーパーが品薄になる」と誤った情報をSNSに投稿した1人であることが判明。ホームページ上で謝罪する、ということが起こった。
しかし情報はすでに大々的に拡散され、結果的に各所でトイレットペーパーなどの消耗衛生用品の買い占めが発生。品切れを起こす事態にまで発展、ネット上の不正確な情報が実生活に影響を及ぼした。【拡散希望】マスク詐欺が許せない。その手口と被害防止について【家族を守ろう】【注意喚起】
さらには、「トイレットペーパーが品薄になったのはYouTuber・HIKAKIN(ヒカキン)さんが大量に買い占めたから」というデマが拡散され、一時炎上状態になる珍事も発生。
HIKAKINさんは自身の動画でデマ情報であることを明言。その上でウイルス対策に関する混乱に乗じて起きている心無い事件について、注意喚起する動画も投稿している。
販売されているさまざまな種類のマスクの構造を電⼦顕微鏡で撮影し、フィルターの密度を観察。
加えて、マスクの代替案としてSNSなどで話題になっていたハンカチマスクや、キッチンペーパーを使ったマスクも、同様にフィルターの密度を観察しウイルス対策として有効なのかを検証した。
超高感度カメラを使ってくしゃみをしたときの飛沫(しぶき)も撮影、マスクを着用した状態でのくしゃみでは飛沫はほとんどないという結果を得た。 一見すると、実験を淡々とこなしているYouTuberらしい動画のように見える。一方で、容易に目で見ることができないことだからこそ「可視化」することで、意識の改善にも貢献できるのではないだろうか。
水溜りボンドとともに実験を行ったサイエンスアーティストの市岡元気さんは「マスクは感染している人がほかの人に感染させないためっていうのが一番大きい(意味)」とコメント。
カンタさんは「いろいろ集団行動しなくてはけないときに、1人でもつけていない人がいると危機感を感じてしまうと思うので、自分がうつさないためにもマスクをしっかりつけて生活するのがエチケットなのかなと思います」と自身の考えを述べた。
特に殺菌に使用するアルコール「エタノール」については、希釈せずに使うと炎症を起こす恐れがあるため、70%程度に薄めて使うことを呼びかけた。さらに「エタノール」に似た「メタノール」についても言及する。
市岡さんは「メタノール」は人体に悪影響を及ぼすため使用してはいけないと説明。「エタノールが売り切れているからといってメタノールを買う方がいるんですけど、殺菌用には使わないでください」と呼びかけた。
カンタさんは「不安感を煽ってそれがTwitterでバズってることが正しい情報なんだろうとなって、結果的にトレンド入りして売り切れちゃう。なのでこういう情報は大切だと思います」と話した。
また、最後には今回の動画で行った実験について「100%正しいっていう保証はできないんですけど、参考にしたり情報を選ぶ姿勢をみなさん持って欲しい」と一言。
さらに「YouTubeにこういう動画って意外となかったりするので、この情報がいいなと思っていただけたら拡散していただけると幸いだなと思います」と締めくくった。
動画ではSNSなどで出回っている情報は本当に正しいのか、世間に流れるさまざまな説を実験して検証するものになっている。
SNSを巡るデマ情報を整理できるのはYouTuber?
その結果、本来は報道されていない、いわゆる「デマ」の拡散が大きな問題になっている。
3月4日には鳥取県の米子医療生活協同組合の職員が「トイレットペーパーが品薄になる」と誤った情報をSNSに投稿した1人であることが判明。ホームページ上で謝罪する、ということが起こった。
しかし情報はすでに大々的に拡散され、結果的に各所でトイレットペーパーなどの消耗衛生用品の買い占めが発生。品切れを起こす事態にまで発展、ネット上の不正確な情報が実生活に影響を及ぼした。
HIKAKINさんは自身の動画でデマ情報であることを明言。その上でウイルス対策に関する混乱に乗じて起きている心無い事件について、注意喚起する動画も投稿している。
水溜りボンド、あらゆる角度からウイルスを「可視化」
そんな中、今回の動画で水溜りボンドはマスクに注目。販売されているさまざまな種類のマスクの構造を電⼦顕微鏡で撮影し、フィルターの密度を観察。
加えて、マスクの代替案としてSNSなどで話題になっていたハンカチマスクや、キッチンペーパーを使ったマスクも、同様にフィルターの密度を観察しウイルス対策として有効なのかを検証した。
超高感度カメラを使ってくしゃみをしたときの飛沫(しぶき)も撮影、マスクを着用した状態でのくしゃみでは飛沫はほとんどないという結果を得た。 一見すると、実験を淡々とこなしているYouTuberらしい動画のように見える。一方で、容易に目で見ることができないことだからこそ「可視化」することで、意識の改善にも貢献できるのではないだろうか。
水溜りボンドとともに実験を行ったサイエンスアーティストの市岡元気さんは「マスクは感染している人がほかの人に感染させないためっていうのが一番大きい(意味)」とコメント。
カンタさんは「いろいろ集団行動しなくてはけないときに、1人でもつけていない人がいると危機感を感じてしまうと思うので、自分がうつさないためにもマスクをしっかりつけて生活するのがエチケットなのかなと思います」と自身の考えを述べた。
デマについての注意喚起も
実験後には、カンタさんが自作のパワーポイントでウイルスによる感染を防ぐ手洗いやせきのエチケット、健康管理など当たり前の対策を改めておさらい。さらに市岡さんを含む3人でデマについての注意喚起を行った。特に殺菌に使用するアルコール「エタノール」については、希釈せずに使うと炎症を起こす恐れがあるため、70%程度に薄めて使うことを呼びかけた。さらに「エタノール」に似た「メタノール」についても言及する。
市岡さんは「メタノール」は人体に悪影響を及ぼすため使用してはいけないと説明。「エタノールが売り切れているからといってメタノールを買う方がいるんですけど、殺菌用には使わないでください」と呼びかけた。
トミー「参考にしたり情報を選ぶ姿勢をみなさん持って欲しい」
動画の終盤、トミーさんは「自分で判断して自分で調べて情報を選ぶ時代だと思う」とコメント。カンタさんは「不安感を煽ってそれがTwitterでバズってることが正しい情報なんだろうとなって、結果的にトレンド入りして売り切れちゃう。なのでこういう情報は大切だと思います」と話した。
また、最後には今回の動画で行った実験について「100%正しいっていう保証はできないんですけど、参考にしたり情報を選ぶ姿勢をみなさん持って欲しい」と一言。
さらに「YouTubeにこういう動画って意外となかったりするので、この情報がいいなと思っていただけたら拡散していただけると幸いだなと思います」と締めくくった。
【本日の配信】
— カンタ(水溜りボンド) (@kantamizutamari) March 7, 2020
【ウイルス対策】どのマスクがウイルスを貫通させないか電子顕微鏡で検証してみたhttps://t.co/rsLPhoVKTB
ぜひみてください!! pic.twitter.com/xCOUKJlnSU
「手は手を洗うためにある」
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント