小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』、イラストは望月けい

小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』、イラストは望月けい
小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』、イラストは望月けい

『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』表紙/画像はamazonより

POPなポイントを3行で

  • 『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』3月18日(水)発売
  • SF大賞『天冥の標』の小川一水による新作
  • カバーイラストは望月けい
小川一水さんの新作SF『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』が3月18日(水)に早川書房より発売される。

本作は、2019年に発売された百合SFアンソロジー『アステリズムに花束を』に収録されていた同タイトルを長編にしたもの。

カバーイラストを手がけるのは、イラストレーターとして活躍する望月けいさん。clocknote.さんデザインによる表紙が公開されている。

小川一水さんの作品としては、2019年に完結して日本SF大賞を受賞した『天冥の標』シリーズ以来の単行本での発売となる。

日本SF大賞作家による待望の新作

小川一水さんは1996年デビューのSF小説家。SF要素の含まれるライトノベルから本格SF小説まで手がけてきた。

特に代表作といえるのが、2009年からスタートした『天冥の標』シリーズ。第40回日本SF大賞を受賞したこの作品は、時間・空間ともに壮大なスケールの世界観を10巻かけて描いたスペースオペラだ。 今回発売となる『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』は、宇宙船漁師と家出少女という2人の女性を主人公とした作品。

空を泳ぐ魚を捕らえる漁、宇宙進出後6000年ながら様々な因習の存在する社会に生きる彼女たちを描く。百合SFアンソロジー『アステリズムに花束を』でも大トリとして収録され、好評を集めた作品だ。

一方、望月けいさんは新鋭のイラストレーター。抑制的な色使いやエッジの効いた主線が特徴的。

近年では2人組バーチャルYouTuber(VTuber)のひとととわはじめ、多数のキャラクターデザインを手がける。他にも、新鋭のSF小説家・草野原々さんのライトノベル『これは学園ラブコメです。』のイラストなども担当。

公開された『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』の表紙イラスト・デザインは新しくSFに興味を持った読者の手にも届くポップなデザインに仕上がっている。 『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』の試し読みをする

名作家と気鋭イラストレーターの邂逅

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。