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イラストレーター 望月けい、VTuber&メイドを語る「世の中に知らしめたい」

イラストレーター 望月けい、VTuber&メイドを語る「世の中に知らしめたい」

VTuberファン本/画像はすべて望月けいさん提供

POPなポイントを3行で

  • イラストレーター・望月けいインタビュー
  • VTuber&メイド本をコミケ97で出展
  • 創作の原点に迫るべく突撃取材
スタイリッシュなデザインにエッジの効いたドローイングが特徴のイラストレーター・望月けいさん。

代表的なアートワークにはフィギュア「【ワンダちゃんNEXT DOORプロジェクト】FILE:06版」のキャラクターデザインや、小説「閻魔堂沙羅の推理奇譚」シリーズのイラスト、ゲーム『Fate/Grand Order』(FGO)への参加などがある。

最近では、2人組バーチャルYouTuber(VTuber)・ひとととわのキャラクターデザインを手がけるなど、その活動の幅は広い。

そんな望月さんが、東京ビッグサイトで12月28日から開催中の「コミックマーケット97」(C97)3日目に、VTuberファン本と創作メイド本で出展。

KAI-YOUでは、おめがシスターズや、甲賀流忍者!ぽんぽこさんオシャレになりたい!ピーナッツくん(ぽこピー)、本間ひまわりさんといったVTuber、そしてメイドをこよなく愛するという望月さんにインタビューを敢行。

創作の原点から、イラストレーターの視点から見たVTuberとメイドの魅力について話を聞いた。

VTuberとメイドを愛する望月けい

──「コミックマーケット」に参加するのは何度目ですか?

望月けい(以下、望月) 数え切れないんですけど、5年以上は出てるので10回とかそれ以上になるかもしれません。

──これまで出展してきて、来場者層の変化などは感じますか?

望月 あんまり感じないですね。年齢層は中学生、高校生の若い方から、30代、40代の方々も来てくださるので幅広いと思います。

──今回メイドとVTuberの同人誌で出展ですが、どういった経緯からでしょうか?

望月 まず、どうしても売り子さんにメイドの服を着てほしかったんです(笑)。だからそれに関する本をつくろうと思って。

VTuberのほうは、単純に今すごいハマっているから応援したいと思ったんです。私の本を見てくれた方が、私の好きなVTuberの動画を見てくれたらうれしいなと思って。それぞれにコメントを書いて「ここが魅力だよ」と伝えられるような本に仕上げました。 ──ありがとうございます。メイドの魅力についてお聞きしたいです。

望月 メイド服のちょっと非日常だけど、すぐ近くにいそうな感じ。かつ、固さと柔らさのバランスが良いところが好きです。

基本的にメイド服ってお手伝いさんの正装だったりするので、カチッとしたイメージがあるんですが、衣装はフリルのような柔らかい印象があるんです。そのギャップが魅力ですね

あとは、単純に昔からある服装なので、歴史が感じられるのも良いところです。今回の本はそのあたりにこだわって制作しました。

──クラシックでありながら、現代にも通じる普遍的な魅力があると。それではVTuberについてもお聞きします。望月さんが特によく見ているVTuberを教えてください。 望月 おめがシスターズはよく見ていて大好きです。ぽこぴーさんや本間ひまわりさんも好きです。自分がキャラクターデザインを手がけたVTuber・ひとととわもおすすめです(笑)。

──最近、ひとさんのボイス担当者の交代が話題になりました。もしよろしければ、ひとさん、とわさんのファンに向けて一言いただけないでしょうか?

望月 いろいろな事情があって交代という形になってしまったんですが、まず初代ひとちゃんを応援してくださった方々、本当にありがとうございます。長くお気持ちに答えられなかったことに関しては本当に申し訳ないと思います。

変わらずというのは難しいかもしれませんが、2代目もぜひ応援していただけたらという気持ちです。今後バンバン活動していってくれると思うのでチェックしてくれたらうれしいです!

イラストレーター・望月けいのルーツ

──そもそも、望月さんがイラストを始めたきっかけは何だったんしょうか?

望月 始めたきっかけはあんまり覚えてないんですが、もともと幼稚園とか小学校の頃から絵を書くのが好きで、その流れでずっとイラストを書いていたんです。

高校生のときから本格的に活動するようになって、描いたものをネットに上げたりしたら、徐々に反響をいただけるようになりました。

なので、なんとなく絵の仕事に就くんだろうなとは、幼い頃から漠然と思っていたんです。

──専門的な知識を学んだことはありますか?

望月 短期の美大に通っていて、漫画について学んでいました。

──現在の制作環境はどのようなものでしょうか?

望月 WacomさんのMobileStudio ProというPC一体型の機材を使ってイラストを書いています。

持ち運びも簡単なので外で作業できたりと使いやすいのでとてもおすすめです。

──イラストで意識されてることはありますか?

望月 まずはやっぱり好きなものを描くことです。私の好きなものを、イラストを見てくれた方に良いと思ってもらいたい一心で描いているんです

「世の中の人たちに知ってほしい! 見てくれ!」みたいな感じで(笑)。自分が好きで描いたものに対して、良い反応があるととてもうれしいです。

──描く対象だけでなく、技術的な面でも同様ですか?

望月 もちろんです。絵のタッチや描き方、見せ方など、いろいろな要素を組み合わせたものが1枚の絵になるので。

特に同人の場合は、自分の好きな対象と好きな手法を組み合わせないと、良いものにはならないんじゃないかなと思っています。

すべてにおいて自分が良いと思えるものを要素を揃えて出すということが自分のこだわりです! そこは譲れないですね。

──ありがとうございます!そんな中でも自分の中で転機になった作品や特に思い入れが深い作品はありますか?

望月 いっぱいあるんですけど、そんな中でも一番はやはりReolさんのアルバム『極彩色』のジャケットイラストを描かせていただいたことです。

そこからいろいろな人に絵を知ってもらうことができたので、人生の転機だったと思います。

──当時はReolさんからオファーがあったんですか?

望月 そうです。もともと、それ以前からお声がけいただいていて、いっしょに動画やグッズをつくったりしていたんです。

Reolさんのメジャーデビューの際に、アルバムも描いてほしいというお話をいただいたので、二つ返事で描かせていただきました。 ──そうだったんですね。では最後に、今後のお仕事で発表できるものがありましたら教えてください。

望月 メインのキャラクターデザイナーとして携わった『クリミナルガールズX』というゲームが2020年の上半期あたりにリリース予定です。何十人もキャラデザを担当しているので期待してほしいです。

それからまだ詳しいことは言えないんですが、 2020年も色々なプロジェクトからお声がけいただいて動いているので、注目してもらえるとうれしいですね。

イラストレーションの可能性

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