梶さんが出演するのは、人間とAIの恋愛や結婚生活を描く近未来SFドラマ『ぴぷる 〜AIと結婚生活はじめました〜』。梶さんは、人型AIと結婚することを選んだサラリーマン・摘木健一(つみきけんいち)を演じる。
監督は、ドラマ『恋のツキ』や映画『はらはらなのか。』を手がけた酒井麻衣さん、そしてドラマ『連続ドラマW 名刺ゲーム』、『アラサーちゃん 無修正』の監督も担当した瀧悠輔さんの2人が担当。
2020年5月より、WOWOWプレミアムにて放送が開始される。
現実味を帯びてきた?「人間とAIの恋愛」
今回実写ドラマ化が発表された『ぴぷる』は、作家・原田まりるさんによるSFヒューマンコメディ小説。原田さんはアイドルとしての活動を経たのちに、2014年に『私の体を鞭打つ言葉』を出版。2016年に発表した初小説『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。』では、第5回京都本大賞を受賞した。
『ぴぷる』は、2030年の京都、人間とAIが恋愛したり、結婚できるようになった世界が舞台。実写ドラマで梶さんが演じる摘木さんとその妻となった人型AI・ぴぷる、そしてぴぷるを開発した女性・深山楓(みやまかえで)ら、個性あふれるキャラクターが多く登場し、「AIと人間のあり方」を問う。
AIは映画や漫画、アニメ、ゲームと、さまざまなエンタメコンテンツに登場するモチーフ。直近でも大沢たかおさん主演、入江悠監督による映画『AI崩壊』が公開されているほか、子供向けの特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』も人型AIが人間の仕事をサポートする世界を舞台とした物語だ。
実際の社会におけるAIの発展が進む中で、ドラマで梶さんが演じるのは人型AIとの結婚を選んだ男性。AIの描写に加え、AIと結婚した人間をどのように演じるのかも注目ポイントだ。
過去にWebドラマも展開された作品
小説『ぴぷる』は2018年11月号から約5ヶ月にわたり、雑誌『ダ・ヴィンチ』にて連載されていた。同時に、小説と連動してWebドラマでもオリジナルストーリーを展開。当作の主人公も梶さんが演じており、大きな反響を呼んだ。梶裕貴さんコメント
・「耳で楽しむ小説『ぴぷる』」に続き、実写ドラマへの出演が決定した時の印象
音声収録時、スタッフのみなさんと冗談まじりに話していた映像化の話が、まさか現実になるとは…!
驚きと喜びと不安の入り混じった、初めての感情です。
でもなにより、引き続き摘木を演じさせていただけることが本当に嬉しいです。
・連続ドラマ初主演の意気込み
まったくもって未知の領域なので、漠然とした不安もありつつ、同時に楽しみな気持ちもいっぱいです。
…想像がつかない!(笑)
とにかく、共演者のみなさんやスタッフのみなさんと、楽しみながら作品を作っていけたらと思います。
・視聴者へのメッセージ
また新たな形で「ぴぷる」の世界をお届けできることを、キャストの一人として、とても嬉しく思います。
"AI"と向き合うことで、逆に"人間"が見えてくる。
少し未来のちょっと不思議な物語を、ぜひ楽しみにお待ちください!
(c)2020ドラマ「ぴぷる」製作委員会原田まりるさんコメント
・ドラマ化決定に関して
人型汎用AIをパートナーにできる近未来が訪れた時、人間の価値観やアイデンティティはどうなるのか?を踏まえ、さまざまな恋愛模様を描いたSF小説になります。
この度は素晴らしい製作陣でのドラマ化となり、とても嬉しいです!
また主演の梶さんには朗読劇の方でも主人公・摘木の声を担当していただいており、草稿から読んでくださっていました。
その際、「本当に面白かった」と作品のことをとても愛してくださっていたので、どのように演じられるのか今から楽しみです!
あらゆるフィールドで活躍する声優たち
この記事どう思う?
作品情報
ぴぷる~ AI と結婚生活はじめました~
- 放送
- WOWOWプライムにて5月放送予定
- 原作
- :原田まりる『ぴぷる』( KADOKAWA 刊)
- 脚本
- 小寺和久(映画『デイアンドナイト』、ドラマ『虫籠の錠前』)
- 監督
- 酒井麻衣(ドラマ『恋のツキ』、映画『はらはらなのか。』)/瀧悠輔(ドラマ『連続ドラマW 名刺ゲーム』、ドラマ『アラサーちゃん 無修正』)
- 出演
- 梶裕貴 ほか
関連リンク
0件のコメント