そのクオリティに対して、ツイートへのリプライで多くの称賛が届けられており、記事執筆時点で1万を超えるリツイートと5万を超えるいいねを獲得。クソほど文句言われた初音ミク。
— 鍛冶屋兼正 (@kaziyasansab) January 16, 2020
二次創作やりたくなくなった原因 pic.twitter.com/xqhoUXI576
鍛冶屋兼正さんにとっても思わぬ好反応だったようで、「驚いております」とその率直な心境をコメント。
鍛冶屋兼正こと金属造形作家の下平大輔さんは、現在台湾で個展を開催中。忙しい合間をぬって、KAI-YOUからのインタビューに答えていただいた。自分の作品で伸びることなかったので驚いております。
— 鍛冶屋兼正 (@kaziyasansab) January 16, 2020
取り急ぎ、低画質ですが普段こんなん作ってます。 pic.twitter.com/IA6yjYOQDM
小バズさせて頂いてるので少し宣伝を…
— 鍛冶屋兼正 (@kaziyasansab) January 16, 2020
明日から台湾で展覧会をさせていただきます。
造形家の端っこの者です。
フォロー宜しくお願いいたします☺️ pic.twitter.com/Hxs6QfvePw
祖父の屋号受け継いだ造形作家
パーツは、ご自身の就職先である鉄工所から譲ってもらったり、故障した機械類を分解したりと、様々な方法で集めているという。
「信条として、使えるものは壊さないというのがあるので、あくまでも壊れてしまったものだけ収集しています」(下平大輔さん)
あくまで“ジャンク”に魅力を感じ、それを加工、新たな作品に仕上げるという創作姿勢を貫いている。
作品一体の制作には、大体2週間から1ヶ月ほどがかけられている。
注目集めた「金属ミク」
今回話題を呼ぶきっかけとなった金属造形の初音ミクの制作は、日本のクリエイティブを世界に届けるECサイト『Tokyo Otaku Mode』との出会いから。取材を受ける過程で、初音ミクの二次創作として金属造形を制作することに。
「それは公式ではない、二次設定だと。私の落ち度ですね…」(下平大輔さん)
たしかに勘違いから生まれた金属ミクではあるものの、金属造形としての緻密さと、大胆な翻案デザインのクオリティは非常に高く、それは現在多く集まる反響からも明らかだ。
のち、指摘をもとに改良を加えたのがこちらの金属ミクさん。2014年にインドネシアで開催された「MIKU EXPO」にて披露された。
台湾での個展は、台北市大安にある日本の現代作家を台湾に紹介するアートスペース・UART CUBEにて、2月1日まで開催。70点以上もの作品が展示されている。
アートスペース・UART CUBEで開催中の個展
バーチャル発信のクリエイティブ
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連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:3142)
ドロッセルお嬢様かと思った