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ジャンクパーツでつくられた“メタル”ミクさんに大反響 金属造形作家の心踊る作品

POPなポイントを3行で

  • 金属造形の初音ミクが大きな話題に
  • 作者の鍛冶屋兼正へインタビュー
  • 現在台湾で個展開催中
ジャンクパーツでつくられた“メタル”ミクさんに大反響 金属造形作家の心踊る作品

金属造形の初音ミク/画像はすべて鍛冶屋兼正さん提供

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造形屋の鍛冶屋兼正さんが「クソほど文句言われた初音ミク。二次創作やりたくなくなった原因」という文言とともにツイートした、金属造形の初音ミクが話題になっている。 そのクオリティに対して、ツイートへのリプライで多くの称賛が届けられており、記事執筆時点で1万を超えるリツイートと5万を超えるいいねを獲得。

鍛冶屋兼正さんにとっても思わぬ好反応だったようで、「驚いております」とその率直な心境をコメント。 鍛冶屋兼正こと金属造形作家の下平大輔さんは、現在台湾で個展を開催中。忙しい合間をぬって、KAI-YOUからのインタビューに答えていただいた。

祖父の屋号受け継いだ造形作家

1986年長野生まれ、ジャンクパーツで主に金属造形を制作する下平大輔さん。鍛冶屋である祖父の影響を受け、「鍛冶屋兼正」という屋号を受け継いでいる。

パーツは、ご自身の就職先である鉄工所から譲ってもらったり、故障した機械類を分解したりと、様々な方法で集めているという。

信条として、使えるものは壊さないというのがあるので、あくまでも壊れてしまったものだけ収集しています」(下平大輔さん)

あくまで“ジャンク”に魅力を感じ、それを加工、新たな作品に仕上げるという創作姿勢を貫いている。

作品一体の制作には、大体2週間から1ヶ月ほどがかけられている。

注目集めた「金属ミク」

今回話題を呼ぶきっかけとなった金属造形の初音ミクの制作は、日本のクリエイティブを世界に届けるECサイト『Tokyo Otaku Mode』との出会いから。

取材を受ける過程で、初音ミクの二次創作として金属造形を制作することに。
Hatsune Miku 初音ミク Made Out Of Junk Parts!
しかし、下平さん自身は初音ミクに通じているわけではなく、別の二次創作作品を目にして以来「ネギを持ってロシア民謡を歌うキャラ」という誤ったイメージを持っていたため、作品へのツッコミが入ったという。

「それは公式ではない、二次設定だと。私の落ち度ですね…」(下平大輔さん)

たしかに勘違いから生まれた金属ミクではあるものの、金属造形としての緻密さと、大胆な翻案デザインのクオリティは非常に高く、それは現在多く集まる反響からも明らかだ。

のち、指摘をもとに改良を加えたのがこちらの金属ミクさん。2014年にインドネシアで開催された「MIKU EXPO」にて披露された。 テレビ番組からの依頼で“金属”所ジョージさんを制作したのを除いて、以来、二次創作には手を出さず、オリジナル中心に造形作品を生み出し続けている。

台湾での個展は、台北市大安にある日本の現代作家を台湾に紹介するアートスペース・UART CUBEにて、2月1日まで開催。70点以上もの作品が展示されている。

アートスペース・UART CUBEで開催中の個展


下平大輔さんの作品を見る

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この記事へのコメント(1)

匿名のユーザー

匿名のユーザー

ドロッセルお嬢様かと思った

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