12月28日から、東京ビッグサイトで世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット97」(C97)が開催されている。
個人やサークルによる同人誌はもちろん、企業も多く参加。
話題のアニメや漫画、さらにはバーチャルYouTuber(Vtuber)といったエンタメ関連企業がこぞって出展しているが、いつにも増して盛況そうなブースが、アニメーション作品の企画や制作を手がける「アニプレックス」だ。
今年アニメ化されて“社会現象”とまで報道され、大ヒットを記録した『鬼滅の刃』の製作会社でもある。 作品およびブースの反響についてアニプレックスの担当者は「テレビでもたくさん取り上げられるほどで、思ってもみない反響でした」と振り返る。
同作のグッズのゲリラ配布も行われ、人だかりが出来るほどだった。
2018年末に放送されたTVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』や、2020年1月からアニメ化される『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』など、話題作や期待作が目白押しだ。
中でも、アニメ化がきっかけで、『週刊少年ジャンプ』で連載中の原作漫画も大きなヒットを生み出した『鬼滅の刃』も、ブースの盛況ぶりを後押ししている様子。 主人公・炭治郎の顔がプリントされた「お面」がブースでゲリラ配布された時は、周囲に大きな人だかりができた。 『鬼滅の刃』について、コミケのブースへの反響を含め、あくまで個人の見解としながら「いろんな方に見ていただいて、想像以上の反響の大きさを感じてました」と語った。 炭治郎のお面は12月21日、22日に開催された『週刊少年ジャンプ』のイベント「ジャンプフェスタ2020」でも配布されたもの。
「お面は被れるグッズなので、パンフレットなどの配布物に比べて反応がいい」そうだ。
原作漫画を元々読んでいたファンもいれば、アニメ『鬼滅の刃』を制作したスタジオ「ufotable」が好きで見始めたという人、『鬼滅の刃』のゲーム(DVD特典)の実況動画を見てハマった人など、入り口は様々だ。 『鬼滅の刃』の魅力については「戦闘シーンの作画が綺麗」というアニメーションとして力が入ったクオリティを評価する人もいれば、「敵でも、キャラクター1人ひとりにストーリーがある」「炭治郎が優しすぎて、感情移入して見てしまう」といった物語やキャタクター造形、世界観に惹き込まれた人も多かった。
中には「周りがみんな見てるから(自分も見てる)」という意見も。クール毎の注目作を意味する“覇権アニメ”という枠にとどまらない、社会的な反響のほどがうかがえた。 『鬼滅の刃』について、2020年は舞台や劇場版アニメも控えており、今後ますます広がっていくことが予想される。
大晦日は「NHK紅白歌合戦」にシンガーのLiSAさんが初出場してアニメ『鬼滅の刃』主題歌の「紅蓮華」を披露し、2020年元旦には「ニコニコ生放送」でアニメ全26話が一挙配信されるので、未視聴者にはちょうど良い機会になりそうだ(関連記事)。
個人やサークルによる同人誌はもちろん、企業も多く参加。
話題のアニメや漫画、さらにはバーチャルYouTuber(Vtuber)といったエンタメ関連企業がこぞって出展しているが、いつにも増して盛況そうなブースが、アニメーション作品の企画や制作を手がける「アニプレックス」だ。
今年アニメ化されて“社会現象”とまで報道され、大ヒットを記録した『鬼滅の刃』の製作会社でもある。 作品およびブースの反響についてアニプレックスの担当者は「テレビでもたくさん取り上げられるほどで、思ってもみない反響でした」と振り返る。
同作のグッズのゲリラ配布も行われ、人だかりが出来るほどだった。
想像以上の反響『鬼滅の刃』
アニプレックスは、この「冬コミ」では『Fate』シリーズや『ソードアート・オンライン』などのグッズをラインナップ。2018年末に放送されたTVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』や、2020年1月からアニメ化される『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』など、話題作や期待作が目白押しだ。
その影響か今回の冬コミグッズの売り上げは「好調」だとした上で、「グッズのラインナップも同じものだけではなく変化していて、その点では弊社のコンテンツ力が発揮できているのではないかと思います」と自信をのぞかせた。#コミックマーケット97
— アニプレックス GOODS TEAM (@ANIPLEX_GOODS) December 28, 2019
1日目が終了いたしました!
たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございます!
明日もブースNo.1452にてお待ちしております!#アニプレックス pic.twitter.com/mDe8ZstSoH
中でも、アニメ化がきっかけで、『週刊少年ジャンプ』で連載中の原作漫画も大きなヒットを生み出した『鬼滅の刃』も、ブースの盛況ぶりを後押ししている様子。 主人公・炭治郎の顔がプリントされた「お面」がブースでゲリラ配布された時は、周囲に大きな人だかりができた。 『鬼滅の刃』について、コミケのブースへの反響を含め、あくまで個人の見解としながら「いろんな方に見ていただいて、想像以上の反響の大きさを感じてました」と語った。 炭治郎のお面は12月21日、22日に開催された『週刊少年ジャンプ』のイベント「ジャンプフェスタ2020」でも配布されたもの。
「お面は被れるグッズなので、パンフレットなどの配布物に比べて反応がいい」そうだ。
「周りがみんな『鬼滅の刃』を見ているから見ている」
アニプレックスブース付近では、お面を被って次の目的地へ急ぐ参加者も見受けられ、その様子を見て「炭治郎いっぱいいるね」と他の参加者も反応するという連鎖が起きていた。 お面を被った来場者に「アニメ『鬼滅の刃』見ていますか?」と聞くと、もちろん「はい」と即答。原作漫画を元々読んでいたファンもいれば、アニメ『鬼滅の刃』を制作したスタジオ「ufotable」が好きで見始めたという人、『鬼滅の刃』のゲーム(DVD特典)の実況動画を見てハマった人など、入り口は様々だ。 『鬼滅の刃』の魅力については「戦闘シーンの作画が綺麗」というアニメーションとして力が入ったクオリティを評価する人もいれば、「敵でも、キャラクター1人ひとりにストーリーがある」「炭治郎が優しすぎて、感情移入して見てしまう」といった物語やキャタクター造形、世界観に惹き込まれた人も多かった。
中には「周りがみんな見てるから(自分も見てる)」という意見も。クール毎の注目作を意味する“覇権アニメ”という枠にとどまらない、社会的な反響のほどがうかがえた。 『鬼滅の刃』について、2020年は舞台や劇場版アニメも控えており、今後ますます広がっていくことが予想される。
大晦日は「NHK紅白歌合戦」にシンガーのLiSAさんが初出場してアニメ『鬼滅の刃』主題歌の「紅蓮華」を披露し、2020年元旦には「ニコニコ生放送」でアニメ全26話が一挙配信されるので、未視聴者にはちょうど良い機会になりそうだ(関連記事)。
コミックマーケット97を全力レポート!
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