音楽メディア「lute」破産申請 国内の気鋭ラッパーらを紹介

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lute

POPなポイントを3行で

  • 音楽メディア「lute」運営会社が破産
  • 気鋭アーティストと協力してMV等を制作
  • 代表者には連絡が取れない状態が続いている
音楽メディア「lute」としてYouTubeやInstagramを用いたメディア事業を手がけていたlute株式会社が12月4日、東京地裁から破産開始決定を受けた。

負債総額は債権者89名に対して約3億1000万円にのぼると、東京商工リサーチが報じている。

SNSを活用した「分散型メディア」を志向

lute株式会社は五十嵐弘彦さんを代表取締役とし、エイベックスの社内ベンチャーとして2016年に創業。2017年8月にスピンオフし、独立。

アーティストマネジメントのほか、InstagramやYouTubeでの動画コンテンツを主軸とし、「サブミッションメディア」や「分散型メディア」を謳い、多数のミュージックビデオやドキュメンタリー映像等を制作。
Jin Dogg Documentary「I'm from DIRTY KANSAI」
KM「Distance feat. Weny Dacillo,Taeyoung Boy & Lui Hua」
2018年8月13日には、アイ・マーキュリーキャピタル、アトス・インターナショナル、TLMの3社から約8,000万円の資金調達が実施されたことも報じられていた。

扱う音楽はノンジャンルではあるものの、特に国内の気鋭ヒップホップアーティストとのコラボレーションが評価されており、「lute」での紹介をきっかけに知名度を伸ばすアーティストやラッパーも少なくなかった。

なお、関係者らによると社内でトラブルを抱え、代表の五十嵐弘彦さんには連絡がとれない状態が続いているという。

「lute」が残したもの

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