破産した音楽メディア「lute」が復活 10ヶ月ぶりに動画が投稿される

lute / ルーテ [Teaser Movie]

POPなポイントを3行で

  • 破産した音楽メディア「lute」に進展
  • 動画「lute / ルーテ [Teaser Movie]」が投稿される
  • 概要欄には「Back on stage…」の文言が
東京地裁から破産開始決定を受けたlute株式会社が運営していた音楽メディア「lute」。

2019年12月4日に破産開始決定を前に、同年10月より更新が止まっていた本メディアに、新たな動画「lute / ルーテ [Teaser Movie]」が公開された。

日常会話に「lute」というワードが散りばめられ、これまでとはトーンの異なる、いわゆるCMっぽさが前面に出た動画。

なお、概要欄には、「lute」の復活を示唆するような「Back on stage…」の文言が掲載されている。

「lute」のこれまで

動画コンテンツを主軸にYouTubeやInstagramで展開される音楽動画配信サービス「lute」。

扱う音楽はノンジャンルではあるものの、特に国内の気鋭ヒップホップアーティストが中心。「サブミッションメディア」や「分散型メディア」を謳い、これまで多数のMVやドキュメンタリー映像等を制作してきた。
鈴木真海子「Contact TOSHIKI HAYASHI (%C) remix」
LEX Documentary「“LEX”」
しかし、2019年12月4日付にて、東京地裁より破産開始決定が宣告。東京商工リサーチよると、負債総額は債権者89名に対して約3億1000万円にのぼるとされていた。

以降、メディアは資産として裁判所の管轄となって競売にかけられており、一時は「lute」立ち上げメンバーによるnote「破産した音楽動画メディア『lute』を買い戻し、元メンバーと復活させます」(後に買い戻しの失敗を報告)が話題になるなど、その行く末が注目されていた。 現在「lute」の運営元の会社については調査中。判明次第、続報する。

復活の狼煙

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