VRプラットフォームcluster アーカイブ機能で変化するイベントの価値

VRプラットフォームcluster アーカイブ機能で変化するイベントの価値
VRプラットフォームcluster アーカイブ機能で変化するイベントの価値

clusterがアーカイブ機能をリリース

バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」を運営するクラスターは、VRイベントを繰り返し体験できる「アーカイブ機能」をリリースした。

cluster内で開催されたライブイベントのお気に入りシーンを何度も見返したり、異なる視点から体験することが可能になる。VRイベントに新たな価値が加わりそうだ。

バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」

clusterはOculus RiftHTC VIVEなどのヘッドマウントディスプレイ、PCのデスクトップなどで体験できるバーチャルイベントプラットフォーム。

2018年8月におこなわれたバーチャルYouTuber(VTuber)の輝夜月さんの「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」を皮切りに、バーチャルガールズユニット・KMNZやバーチャルシンガー・YuNiさんなど、数多くのVRライブイベントが開催されてきた。 今回追加されたアーカイブ機能はそんなVRライブを追体験できる機能。最近になって知ったVTuberや、VR環境がないため・都合がつかなくて見逃したイベントにも改めて参加できる。

一般的な動画サービスのようにシーク機能で一時停止や時間の移動ができる。お気に入りシーンを何度も見返したり、一時停止したVR空間でカメラ機能を使い様々なアングルから写真が撮影できる。

アーカイブ化で変化しそうなイベントの価値

多くのファンやメディアによるライブレポートが続々と上がってくるVTuber業界。

レポートを読んで得た新たな視点でライブのアーカイブを見返すといった新たな楽しみ方が生まれそうだ。

アーカイブではおそらく観客の使ったエモート機能なども再現される。ステージに立つVTuberと観客とのコール&レスポンスなどはアーカイブされることを意識して――あとから見返されることも意識した盛り上げ方が発明されるかもしれない。

今回アーカイブが公開されたのは前述のYuniさんが出演した「さよなら平成カウントダウンライブ UNiON WAVE - clear -」や朝ノ瑠璃さんの1stVRライブとなった「朝ノ瑠璃VRライブ in cluster」など4つのイベント。

clusterでは今後も7月6日(土)の「八月二雪×ぼっちぼろまる VR LIVE ~ぼくらの電脳パレード~ in cluster」をはじめとしたVRライブが多く控えている。今後のイベントのアーカイブ化も期待したい。 また、clusterでは誰でもVR空間を作成して会議やカンファレンスなどのイベントを開催できる。VR空間で会議をしてアーカイブ機能で議事録を作成する、といった未来も近いのかもしれない。

バーチャルだから広がるエンタメの新領域

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