連載 | #3 ガール・ミーツ・ストリート

【写真】ハロプロ“ガチ勢“の椎名そらが愛する「つんくイズム」

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【写真】ハロプロ“ガチ勢“の椎名そらが愛する「つんくイズム」
【写真】ハロプロ“ガチ勢“の椎名そらが愛する「つんくイズム」
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POPなポイントを3行で

  • セクシー女優・椎名そらのストリートスナップ
  • 5歳からハロプロに目覚める。「きっかけはLOVEマシーン」
  • オタク気質なのでコレクションが趣味
新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」。

本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していく。連載第3回は、大のハロプロファンであり、元フォトグラファーの肩書きを持つ、この女性。 アイドル、特にハロプロの握手会に足しげく通っていたMOODYZ/ワンズファクトリーW専属の椎名そらさんは、写真の専門学校に進み、デザイン会社に入社した後、幼い頃から憧れていた写真を仕事にする。 その後、今から4年前にセクシー女優としてデビューし、その天真爛漫な性格で一躍、人気を獲得。自身のアパレルブランド「céu」を立ち上げ、ロフトプラスワンや阿佐ヶ谷ロフトAなどで積極的にイベントを開催。

「AVという仕事だけではなく、みんなで楽しめるように」と、セクシー女優初のオンラインサロンをスタートするなど、アクティブな活躍が人を惹き付ける。そんな椎名さんの素顔を、一切のアダルトパートなしで紹介したい。

取材・文:岡本尚之 写真:永峰拓也 衣装提供:BLACK BRAIN Clothing  取材協力:カラオケ館六本木本店

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アイドルは正義 コンサートのMCは全て暗記

大好きなのは矢口真里 憧れは後藤真希

──ハロプロファンとお聞きしましたが、いつ頃からですか? 椎名そら(以下、椎名) 5歳です! きっかけは1999年9月9日発売の「LOVEマシーン」でした。ドラマ『ショムニ』で江角マキコさんがモー娘。のモノマネをやっていたのを観てから、この曲のことを好きになって、まずはモー娘。にハマりました。

「うたばん」を観たり、コンサートのビデオもたくさん買っていましたね。初めて買ったのは中澤裕子さんの引退の時のビデオで、初めて行ったのが2002年9月21日の後藤真希さんの卒業ライブ(横浜アリーナ)です。

──めちゃくちゃ記憶力がいいですね(笑)。

椎名 そうなんですよ、すごく昔のことを覚えていて。当時、運動会を休んでお母さんと一緒に行きました(笑)。後藤真希さんは憧れですからね、どうしても行かなくてはと。推しは矢口真里さんなんですけど。

──どういうことですか?(笑)

椎名 大好きなのは矢口真里だけど、憧れは後藤真希、みたいな。憧れと大好きは違うんですよ。矢口さんは脱退なのでショックでしたけど、「矢口らしいな」って思いました(笑)。

──アイドルはハロプロ一筋ですか? 椎名 一度、AKB48に浮気をしたんですよ。中学3年生の受験で、ケータイを没収されて大好きなモー娘。を観られなくなるんですね。当時はAKB48が人気になっていた時期で、深夜まで勉強していると「マジすか学園」とかやっているわけですよ。

ハロプロがテレビに出なくなって、しょうがないから見てみようと思ったら、まんまとハマりました(笑)。アイドルがバラエティでこんなことをするんだ!って、そこが面白くて。

──推しは誰でした?

椎名 河西智美からの、菊地あやかさん。握手会に行ったとき、私が高校時代に書いていたブログを菊池さんが読んでくれていて、「私が一押しじゃないんだね」って急に言われて。じゃあ今日から一推しにするよ! って言って、そこから5年間菊地あやかだけです。単推し。

高校生の時はバイト代を握手券とケータイ代に費やしていて、CDは70枚くらい買っていたくらいのガチだったんですよ。そのために10万円くらい稼いでいました。

──その時はハロプロから完全に離れていた?

椎名 ずっと聴いてはいましたよ。ハロプロはめっちゃ歌が上手くて口パクをしないんですよ。ダンスもすごいですし。顔の、横のEラインが完璧。

AKB48はどこにでもいるような可愛い子に親近感を覚えるっていうコンセプトですけど、ハロプロはビジュアルが完璧なんですよ。だから今も、DVDを買って、休みの日は一日中観てますね。

ハロー!プロジェクトと「つんくイズム」

──アクティブだけど、オフではインドアなんですね。

椎名 引きこもってひたすら観る生活ですよ。MCを全部言えるようになりました。昔から、好きなものに没頭する癖があって。『ハリー・ポッター』のセリフも全部言えちゃう、みたいな(笑)。

家ではハロプロコンサートのDVDを流しっぱなしで生きているので、「ハロプロ作業用BGM」みたいになっているんです。もうほかのアイドルに浮気はしないでしょうね。ハロプロは昔からのつんくイズムを受け継いでいるのが本当に素晴らしくて。

──つんくイズムとは?

椎名 例えば、歌う時に「ん」が入るんですよ。

──ん?

椎名 歌う前に「ん」が頭に入るんです。たぶん、シャ乱Qの時からずっとあるような「んバイバイ、ありがとう、さようなら」みたいな。そこの息づかいであるとか、ダンスのことを「デャンス」と言ったりします。ボイトレの先生が指示してるんじゃなくて、つんくさんが好きなんだと思うんですよ。

──歌詞もつんくさんは分かりやすい特徴がありますよね。

椎名 AKB48は男性目線で書いていて、ハロプロは女子目線で書いている曲が多いんです。つんくさんは乙女心を持っていて、おそらくあの人のハートには幼い女の子が住んでいるんですよ。だって、「バイト帰り、匂いが気になる」とか思いますか? なぜか乙女の心がわかってしまうんですよ、寺田光男さんは(つんくの本名)。

──衣装に憧れて、自分もそういう服を着てみる、みたいな経験はありましたか? 椎名 推しメンと同じ服は買っていましたね。(ブランド)のone way。実際に自分が好きなのが雑誌の『CHOKi CHOKi』に出てくるようなファッションだったので、イベントに行くときはone way、普段はチョキチョキみたいな感じで。

高校生からは古着ばかり着ていました。シャツが好きなので柄シャツをたくさん。自分の感覚で、シンプルなシャツにデザイン性のあるものを合わせたりもしていますね。着たいものを着ることが大切なので。それに合うアクセサリーも集めているので、もう数え切れないくらいあります。

──コレクションするのが結構好きだったりするんですか?

椎名 オタク気質なので集めますね。たくさんため込むので家も大きなところに引っ越しました。服専用の収納部屋も一つあります。古着、アクセサリー、ぬいぐるみ、キャラクターもののグッズ、るろうに剣心のDVD、塗り絵……。その時々でいろいろなものにハマっていくので、どんどん増えてきますね。自分でつくるのも好きだから、本みたいなものをつくって妹にあげたりだとか。

──自分で考えて、作るのも好きですか?

椎名 もともと、モノづくりは大好きなんですよ。実は元カメラマンで、フォトグラファー専攻の学校も行っていたんです。スタジオ付きのWebデザインの会社で働いて、その頃はたくさん撮影をしていました。自分でホームページをつくったりもしていて。

最近は女優が撮る女優をコンセプトにして、仲のいい女優さんと作品撮りを。その子にあったコンセプトで、自分の「好き」を押し付けないようにバランスを取りながらやっていますね。今後も続けていく予定なので、楽しみにしていてください!

椎名そらさん出演作品をチェックする(FANZA)

連載「ガール・ミーツ・ストリート」

【写真】ファッションを愛する三上悠亜の「“かわいい”主義」

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どこかの誰かが、飲み屋でこぼした言葉に「新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」というものがあった。そうだ、新しいカルチャーはいつだって、ストリートから生まれてきた。

若者たちがカウンター・カルチャーの狼煙をあげたのだって、どこかの街の一角だった。誰も立ち入らないガレージだった。コンビ…

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関連キーフレーズ

椎名そら

セクシー女優

1995年7月12日生まれ。MOODYZ/ワンズファクトリー独占女優。
公式Twitter:https://twitter.com/shiina_sora712

永峰拓也

写真家

1985年生まれ。
雑誌、広告等でポートレートを中心に撮影。
HP:https://www.takuyanagamine.com/

BLACK

ファッションブランド

ディレクター・iLLNESSが手がけるストリートブランド。2015年頃より不定期にインターネット上で販売を開始し、ストリート/ネットカルチャーに敏感なユース世代を中心に絶大な人気を集めている。YouTuberのマホトさん、ラッパーのJinmenusagiさんやJUNKMANさんらが好んで着用。ラフォーレ原宿や#FR2にてポップアップストアも開催。
公式HP:http://blackbrain.tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/blackxbrain/

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ガール・ミーツ・ストリート

どこかの誰かが、飲み屋でこぼした言葉に「新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」というものがあった。そうだ、新しいカルチャーはいつだって、ストリートから生まれてきた。 若者たちがカウンター・カルチャーの狼煙をあげたのだって、どこかの街の一角だった。誰も立ち入らないガレージだった。コンビニの駐車場にあるパーキングブロックに座って話しながらでも、何らかの文化は生まれてきた。ストリートは何も路上でなくてもいい。 街のクラブや小汚いライブハウス、人の気配のしない居酒屋。きらびやかなタワーのラウンジからだって、カルチャーは生まれてきた。誰もがその場所を、「ストリート」だと認識する限り。 本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していく。

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