【動画】iLLNESSの仕事と思想 ストリートブランド「BLACK BRAIN Clothing」オフィス訪問

POPなポイントを3行で

  • ストリードブランド『BBC』オフィスを訪問
  • ディレクター・iLLNESSさんの1日に密着
  • シルクスクリーンを見学
ストリートブランド・BLACK BRAIN Clothing(BBC)をご存知だろうか。 上記はBBCのディレクターであるiLLNESSさんのツイートだ。

iLLNESSさんの身に起きた「事件」をそのままTシャツにするというBBC誕生の産声は、ユース層に強いインパクトを与え、たちまち強い支持を集めるに至った。

過去にもインタビューを行うなど、BBCを追い続けてきたKAI-YOU(2018年のインタビュー記事)。今回はオフィスにカメラが潜入、密着取材の様子をお届けする。

他のブランドとは一線を画すスリリングな魅力を放つ、BBCと主宰・iLLNESSさんの一日とは──。

BBCの企画会議

iLLNESSさん

取材班を出迎えてくれたiLLNESSさんは早速、我々を会議に同席させてくれた。

洋服以外にも多くの製品を扱うBBC。テーブルにはサンプルが並べられていた。

最初の議題は、キッズ用の製品について。

“洋服畑”という友人のカミムラさんが、iLLNESSさんに助言をする形で会議は進行していく。

iLLNESSさんの友人であり相談役のカミムラさん。

BBCではキッズ向け製品の取り扱いもすでにあるが、また新しい構想があるようだ。

会議室の壁一面に貼られたデザインの原案

会議では、デザイナーから送られてきたグラフィックの確認や指示も。

1ミリ単位でのズレであっても、気になったら手直しをしてもらう。

ライターの位置をミリ単位で微調整

修正内容を確認したiLLNESSさんは、「これで商品化しようかな」とGOサインを出した。

BBCオフィスの全容

元々は1部屋で済んでいたが、今は手狭になり隣の部屋も借りたそうだ

マンションの2部屋を借りているオフィス。

部屋同士のテラスを仕切っていた壁を外して、2部屋の行き来を可能にしている。

元々は、行き来ができないようになっていた

部屋数も多く、通路も複雑でまるで迷路のようだ。

2階にはスタジオがあり、そこでは新作の写真撮影中。

チェリー柄の新作ロングTシャツ

テラスから隣の部屋に行くと、倉庫にはBBCの製品が所狭しと並んでいた。

1点物のアイテムを制作

今回は特別に、iLLNESSさんがシルクスクリーンの作業を見せてくれた。

古着にプリントを行って、早い者勝ちで販売する1点物のアイテムを制作する。

シルクスクリーンは、メッシュが張られた版にインクを通す部分と通さない部分をつくり、インクをスキージーと呼ばれるヘラで強く押し当て、プリントを行う技法だ。

小規模な設備でプリントが可能であり、メジャーな手法だが、力加減や機材のセッティング等、繊細さが求められる。

iLLNESSさんや周りの友人も服好きで、かなりの数を持っているそう。古着選びはそのネットワークを活かす

いわく、シルクスクリーンの極意は「愛情」だという。

「上手くいかなかった時は技術じゃなくて、愛情が足りてないっす」

それが、iLLNESSさんのシルクスクリーンの心得だ。

BBCのロゴが浮かび上がっていく。

iLLNESSさんが手がけた1点物の仕上がりはぜひ動画でご覧になってほしい。

動画では、彼の伝えたい思想、そして環境の変化は彼および「BLACK BLAIN Clothing」というブランドにどんな変化を与えたのかが語られている。
iLLNESSの仕事と思想 BLACK BLAIN Clothingオフィス訪問

ストリートの妖しい魅力

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