代表作に『攻殻機動隊』をもつ映画監督・押井守さんのドキュメンタリー番組が3月30日(土)、NHK BS1にて放送される。
番組は、押井さんがほかの監督たちと新たに立ち上げるレーベル発の映画1作目の制作に1年間、密着したものとなっている。
出演するキャストもオーディションによって新人を抜擢。ワークショップを開き、押井さん自らが俳優たちを鍛えていく。
"巨匠"と呼ばれる押井さんが、なぜ今、このような制作の手法をとっているのか?
その実、押井さんは"絶対監督主義"を唱えて著名監督たちと新しいレーベルを立ち上げようとしており、当番組で密着した現場は、そのレーベルから初めて発表される映画の制作現場だったのだ。
既存の日本での映画制作のあり方とは異なるやり方で映画をつくる。映画の行く末を考え続ける巨匠の存在に、息を飲む思いだ。
1995年に発表したSF映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、日本の映像作品において初めて、アメリカ・ビルボード誌のビデオ週間売り上げで1位を獲得した。 『攻殻機動隊』をはじめとする押井作品は、多くの映画ファンやアニメファンの心を捉えただけにとどまらない。
『マトリックス』の監督・ウォシャウスキー兄弟や、『キル・ビル』を手がけたクエンティン・タランティーノさんも押井作品のファンを公言し、また、自身の作品づくりにも影響を与えられたと述べている。
世界中のファンがその動向に注目する押井さん。今回の新たな試みからも目を離してはいけないだろう。
番組は、押井さんがほかの監督たちと新たに立ち上げるレーベル発の映画1作目の制作に1年間、密着したものとなっている。
現在の映画界に変革をもたらす試み
これまでアニメーション作品の監督や演出を多く手がけてきた押井守さんだが、当番組で制作の様子を覗いたのは、低予算の実写映画だった。出演するキャストもオーディションによって新人を抜擢。ワークショップを開き、押井さん自らが俳優たちを鍛えていく。
"巨匠"と呼ばれる押井さんが、なぜ今、このような制作の手法をとっているのか?
その実、押井さんは"絶対監督主義"を唱えて著名監督たちと新しいレーベルを立ち上げようとしており、当番組で密着した現場は、そのレーベルから初めて発表される映画の制作現場だったのだ。
既存の日本での映画制作のあり方とは異なるやり方で映画をつくる。映画の行く末を考え続ける巨匠の存在に、息を飲む思いだ。
業界内外、国内外問わずファンを集める押井作品
押井さんは1983年に公開された映画『うる星やつら オンリー・ユー』で監督としてデビュー。1995年に発表したSF映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、日本の映像作品において初めて、アメリカ・ビルボード誌のビデオ週間売り上げで1位を獲得した。 『攻殻機動隊』をはじめとする押井作品は、多くの映画ファンやアニメファンの心を捉えただけにとどまらない。
『マトリックス』の監督・ウォシャウスキー兄弟や、『キル・ビル』を手がけたクエンティン・タランティーノさんも押井作品のファンを公言し、また、自身の作品づくりにも影響を与えられたと述べている。
世界中のファンがその動向に注目する押井さん。今回の新たな試みからも目を離してはいけないだろう。
いまアツい映画の話
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番組情報
BS1スペシャル「絶対監督主義~シネマラボ 押井守たちの挑戦~」
- 放送日時
- 2019年3月30日(土) 22:00
- 出演
- 押井守
- 語り
- 千葉繁
- 番組情報
- http://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2019-03-30/11/451/2357183/
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