2018年はバーチャルYouTuber(VTuber)にとって飛躍の一年となりました。6000人以上が誕生し、YouTubeには日々新しい動画が投稿されています。
しかし一方で、そのように注目を集めた彼らに何ができるのか、彼らの人気をどう活用していくのかという点については議論が追い付いていない状況とも言えます。 2019年はそのような議論を深めていく一方で、その可能性を模索していく実験的な一年となりそうです。
そこで今回は彼らの持つ可能性の一つ、VRライブについてご紹介します。
逆に、現実では不可能な、自由なライティングやVR空間ならではの視覚エフェクトをふんだんに盛り込んだ演出は必見です。まさに視覚ドラッグのようなVRライブ
VRライブは、VR空間上のソーシャルサービス「VRChat」の熱心な有志たちの楽しみとして2018年の前半から盛り上がりを見せ始め、後半からはVTuberが行う商業的なエンターテイメントとして開催されるようになりました。
2018年に最も話題になったVRライブの一つは、輝夜月さんが行ったワンマンライブ「輝夜月 Live @Zepp VR"Beyond the Moon"」でしょう。
VRアプリ「cluster.」を利用した、仮想空間上につくられたZepp VR(ゼップ ブイアール)で行われました。 また、多数のVTuberたちが出演した年越しイベント「Count0」は残念ながら機材トラブルによりVR空間での公演は行われませんでしたが(発展途上にあるためVRイベントにおける機材トラブルは現時点では頻出しています)、その中止の発表に対するファンの反応からも、VRライブという体験が待ち望まれていることがうかがえます。
既に以下のようなVTuberたちがVRライブの開催を発表しています。輝夜月、Zepp VRライブ再び
場所は再びZepp VR。しかも今回は、VR空間に加えて、東京・青海にあるZepp Divercity(TOKYO)での爆音ライブビューイングも開催されます。
開催日は平成が終わり新たな元号を迎える初日、5月1日。
きっと1度目からさらに進化した、新時代の幕開けに相応しいエンターテインメントを我々に魅せつけてくれることでしょう。
9月にクラウドファンディングで支援募集を呼びかけていたこの企画。10月には無事に目標金額の500万円を達成し、開催日が目前に迫ってきました。アズマリムのオリジナル曲『人類みなセンパイ!』
クラウドファンディング目標達成後も、オリジナル楽曲の公開など、様々な形で活動してきた彼女たちがどのようなフェスをつくり上げるのか楽しみです。
その中から何人か、VRライブの開催にも期待が持てるVTuberたちを紹介します。
吸血鬼のコーサカと狼男のアンジョーの緩い、男子学生の日常のような動画を投稿しています。
ふざけた動画ばかり投稿しているように思われがちな彼らですが、実はラップ=コーサカとボーカル=アンジョーで制作された楽曲とMVは高品質。
年末にVTuberの歌番組「V紅白歌合戦」に登場し話題をかっさらった彼らは、長い雌伏の時を越えて大量のファンを獲得しました。ついにブレイクの兆し、MonsterZ MATE
2018年はリアルイベントも複数こなしてきた彼ら。今年はきっとVR空間上でその雄姿を間近で観られるに違いありません。
主にInstagramへの投稿で徐々にファンを獲得してきた謎めいた”にほんのどこかにいる14さい”は大晦日の「Count0」に姿を現しました。
VR空間上に広がる圧倒的な世界観と見る者を捉えて離さない瞳、そして何よりも訴えかけるような歌声で多くの視聴者を魅了しました。シンデレラガール・花譜のMVは100万再生を突破
年末に公開された楽曲MVも100万再生を達成し勢いに乗る彼女を、今度こそVR空間で見届ける日が楽しみです。
歌ってみた動画を精力的に発表してきた、VTuber四天王に数えられるほど人気のミライアカリさんですが、2019年に入ってからオリジナル楽曲を立て続けに発表しています。自身の名を冠する本気曲を公開したミライアカリ
3次元の人気YouTuber・はじめしゃちょーさんとのコラボなど外向的な面が目立つ彼女ですが、前述の「VRChat」にも姿を現すなど先進的な一面も。
この1年、彼女がどのような場所に登場するかには要注目です。
今年は是非、ヘッドセットを装着しVR空間に飛び込んでみましょう。
しかし一方で、そのように注目を集めた彼らに何ができるのか、彼らの人気をどう活用していくのかという点については議論が追い付いていない状況とも言えます。 2019年はそのような議論を深めていく一方で、その可能性を模索していく実験的な一年となりそうです。
そこで今回は彼らの持つ可能性の一つ、VRライブについてご紹介します。
VRライブってなんだ?
VRライブはその名のとおり、VR空間上で行われるライブのこと。楽曲とHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を通して観る3D映像はまさに、ほぼ現実のような体験と言っていいでしょう。逆に、現実では不可能な、自由なライティングやVR空間ならではの視覚エフェクトをふんだんに盛り込んだ演出は必見です。
2018年に最も話題になったVRライブの一つは、輝夜月さんが行ったワンマンライブ「輝夜月 Live @Zepp VR"Beyond the Moon"」でしょう。
VRアプリ「cluster.」を利用した、仮想空間上につくられたZepp VR(ゼップ ブイアール)で行われました。 また、多数のVTuberたちが出演した年越しイベント「Count0」は残念ながら機材トラブルによりVR空間での公演は行われませんでしたが(発展途上にあるためVRイベントにおける機材トラブルは現時点では頻出しています)、その中止の発表に対するファンの反応からも、VRライブという体験が待ち望まれていることがうかがえます。
既に以下のようなVTuberたちがVRライブの開催を発表しています。
注目のVRライブを紹介
超ハイテンションな元気印「輝夜月」
輝夜月さんは、新年最初に投稿した動画にて自身2度目となるVRライブについて告知しています。開催日は平成が終わり新たな元号を迎える初日、5月1日。
きっと1度目からさらに進化した、新時代の幕開けに相応しいエンターテインメントを我々に魅せつけてくれることでしょう。
ストリート系ケモノユニット「KMNZ」
LITAさんとLIZさんからなるバーチャルガールズユニットのKMNZはワンマンバーチャルライブ「KMNZ VR LIVE」を、2月15日(金)にVRアプリ「cluster」上で開催します。リアルとバーチャルの境界をものともしないKMNZの活躍、今度はファンたちが彼女たちの待つVR空間へと足を踏み入れる番です。🐶KMNZ大ニュース🐱
— Ficty (@ficty_official) 2018年12月29日
「KMNZ VR LIVE」 in cluster開催決定
日時
2019年2月15日(金)20:00 開演
チケット販売開始
2019年1月15日(火)20:00 〜
お楽しみに!#KMNZ#クラスターライブ #clusterVR
詳細はこちらから↓https://t.co/48qdGx70Ae
4人集合の「バーチャル音楽フェス」
アズマリムさん、かしこまりさん、天神子兎音さん、ときのそらさんの4名は、合同で2月9日(土)に「バーチャル音楽フェス」(外部リンク)を開催します。9月にクラウドファンディングで支援募集を呼びかけていたこの企画。10月には無事に目標金額の500万円を達成し、開催日が目前に迫ってきました。
今後はVRライブも? 期待のアーティストたち
VRライブについて既に告知している面々だけでなく、音楽活動で我々を魅了するVTuberは多くいます。その中から何人か、VRライブの開催にも期待が持てるVTuberたちを紹介します。
長い雌伏の時を経て輝く「MonsterZ MATE」
MonsterZ MATE(MZM)は、コーサカさんとアンジョーさんからなる2人組ユニット。吸血鬼のコーサカと狼男のアンジョーの緩い、男子学生の日常のような動画を投稿しています。
ふざけた動画ばかり投稿しているように思われがちな彼らですが、実はラップ=コーサカとボーカル=アンジョーで制作された楽曲とMVは高品質。
年末にVTuberの歌番組「V紅白歌合戦」に登場し話題をかっさらった彼らは、長い雌伏の時を越えて大量のファンを獲得しました。
2018年末のシンデレラガール「花譜」
年末のイベントについて話すなら、シンデレラガールとなった彼女、花譜さんを外すわけにはいきません。主にInstagramへの投稿で徐々にファンを獲得してきた謎めいた”にほんのどこかにいる14さい”は大晦日の「Count0」に姿を現しました。
VR空間上に広がる圧倒的な世界観と見る者を捉えて離さない瞳、そして何よりも訴えかけるような歌声で多くの視聴者を魅了しました。
四天王「ミライアカリ」も本格音楽活動
最後にミライアカリさんです。歌ってみた動画を精力的に発表してきた、VTuber四天王に数えられるほど人気のミライアカリさんですが、2019年に入ってからオリジナル楽曲を立て続けに発表しています。
この1年、彼女がどのような場所に登場するかには要注目です。
VR空間へ飛び込もう
春には高価なパソコンを使わず単体でVR空間を体験できるデバイス・Oculus Questも販売されるなど、今年は一部の熱心な層だけでなく広い層にVRライブやVR空間上でのコミュニケーションといったVR体験が普及していくのではないかと思います。今年は是非、ヘッドセットを装着しVR空間に飛び込んでみましょう。
VRの流れ、追いかけていこう
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4件のコメント
にいみなお
>匿名のユーザーさん
失礼しました、関連商品差し替えました。ご指摘ありがとうございます。
匿名ハッコウくん(ID:2468)
花譜の良いところはもちろん本人の幻想性もだけど、鬼才といって差し支えないカンザキイオリ氏が楽曲提供しているところ!
匿名ハッコウくん(ID:2466)
関連商品にOculus Go載せるなら無駄に高い転売屋じゃなくて公式のほう載せてくれないかな… https://www.amazon.co.jp/dp/B07KM843PN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_LqynCb7T5CRPD