ERONE、HIDADDY、SIMON JAP、DOTAMA、Jinmenusagiらが激闘!
予選ROUNDの様子
今回の第9章は、前述のように予選ROUNDと本選ROUNDの2日間にかけて開催。予選ROUNDには、実に70MC以上が集まり、本選ROUND出場の12枠を争って熾烈な戦いが繰り広げられた。
そして、SHIBUYA THE GAMEで行われた本選ROUNDには、選抜枠としてSIMON JAPさん、mol53さん、GILさんなど、各地のバトル巧者はもちろんのこと、Jinmenusagiさんといった若手や、韻踏合組合からERONEさん、HIDADDYさんというベテランのMCも参戦。
さらには急遽代打として、DOTAMAさんまで参戦し、非常に豪華なMCたちが出揃うこととなった。
ではここからは、同大会を主催するMC正社員さんとスタッフのLさんが選んだ、BEST32、BEST16のベストバウトのアツいレポートをどうぞ!!
BEST32 BEST BOUT!
第一試合 HIDADDY vs DOTAMA
左からHIDADDYさん、DOTAMAさん 真ん中はレフェリーの八文字さん
DOTAMAにとって、2013年度の「THE罵倒2013グランドチャンピオンシップ」初戦以来のHIDADDYへのリベンジマッチとなったこの試合。DOTAMAは最初から「こいつをぶっ殺す事が夢!」とフルスロット状態。HIDADDYも適格に押韻でカウンターしていくが、それに対しても、小賢しいほどのライム&アンサーで反撃するDOTAMA。
そして終盤、DOTAMAの「大阪チャンプの成れの果て。マイク握るの誰の為?」というパンチラインが勝負を決め、DOTAMAの勝利。しかし、敗退したとはいえ、バトル後の悔しさを滲ませながらもDOTAMAを称えるHIDADDYの姿勢は素晴らしかった。スーパースター集団・韻踏合組合は只者ではない。
第三試合 MC課長 vs LA GLORIA
左からMC課長さん、LA GLORIAさん
対するMC課長は、前日に行われた予選ROUNDからの勝ち上がり。大旋風のようなLA GLORIAに対し、ヘビーライムで攻撃していくが、LA GLORIAの牙城を崩せず。MC課長は初戦敗退となった。
第五試合 Jinmenusagi vs 1horse
左から1horseさん、Jinmenusagiさん
Jinmenusagiが開口一番「お前を指名したのはチビで目線が弱いから。ただそれだけ」と痛烈なディス。しかし、この日1horseは絶好調だった。「お前はネットサーフィンばっか~俺は現場でヘッドバンギング」など土臭い攻撃で切り返す。それに対するJinmenusagiのアンサーも「ネットサーフィンは無茶苦茶楽しいだろ?」といい味が出ていた。
延長という声もかなり上がっていたこの試合だが、オーディエンスはわずかに1horseを支持。勝者は1horseとなった。初戦敗退となってしまったJinmenusagiだが、もう少し試合が見たかったMCだ……
第六試合 T@K vs M6PO
左からM6POさん、T@Kさん
拮抗状態が続く試合展開だったが、T@Kの「ソイヤ(ISH-ONEのサンプリング)~ボイラー」のお祭り気分を掻き立てるラインが決まり、勝負アリ! 勝者はT@K! 第3回「高校生RAP選手権」にも出ていたM6POは、素晴らしいスキルアップを遂げていたように思えた。
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