都市の「豊かな仮設」を試みる現代美術展「ground under」開催

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都市の「豊かな仮設」を試みる現代美術展「ground under」開催
都市の「豊かな仮設」を試みる現代美術展「ground under」開催

現代美術展「ground under」メインビジュアル

建築/土木/震災/オリンピック」をテーマに、気鋭作家11名が都市の ”豊かな仮設” を試みる現代美術展「ground under」が、9月18日 (月・祝) から9月25日 (月)まで、神宮前 SEZON ART GALLERYにて開催される。

オルタナティブ/ストリートアートシーン注目の作家が多数集結

参加作家は、秋山佑太、井戸博章、大槌秀樹、関優花、立入禁止、中島晴矢、ユアサエボシ、山田はじめ、KOURYOU、Zakkubalan、WHOLE9の11名。

参加作家 中島晴矢 参考作品

参加作家 KOURYOU 参考作品

オルタナティブなアートシーンを横断的に活動する中島晴矢、KOURYOUや、カオス*ラウンジに参加する井戸博章、山形藝術界隈の大槌秀樹、岡本太郎現代芸術賞入選作家であるユアサエボシが参加。

また、ストリートアートをベースに、amazon, adidas, Redbullなどのクライアントワークを手掛けるWHOLE9、ニューヨークを拠点としながら、2017年にワタリウム美術館で開催された「坂本龍一 | 設置音楽展」や、「Reborn-Art Festival」に作品を出展し注目を集めるアーティストデュオ・Zakkubalanなど多彩な表現者が名を連ねる。

参加作家 WHOLE9 参考作品

参加作家 Zakkubalan 参考作品

本展キュレーターであり参加作家である秋山佑太は、昨年末から今年の初旬にかけて江東区の取り壊される一軒家で開催された「BARRACKOUT バラックアウト」展の企画・立案者。

本展は、同展の「会場をバラック小屋に見立て、関東大震災や東京大空襲の土地の記憶と現在とを重ね合わせ接続する」という試みのその先を提示するものあり、今回、秋山は自身の作品として、福島の地で発表した「地蔵堂修復」の続編を出展する。

”豊かな仮設”とは何か?

また、本展に掲げられた ”豊かな仮設” という試みについては、ステートメントのなかで次のように詳細を語っている。

「わたしが提案する『豊かな仮設』とは、『風化と更新』をその特性とする。『豊かな仮設』における建築は、数年で建物自体が部材の劣化によって風化していくものである。しかし、風化していく度に、進行形で移り変わる状況に対応していくような可変的な身体を志向する。ちょうど戦後の焼け野原に建ったバラックのように。」

本展キュレーターであり参加作家である秋山佑太 参考作品

2020年からその先、都市はどうなっていくのか。この難問への一つの解答を提示する本展に、是非、期待したい。
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展覧会開催概要

ground under

場所
SEZON ART GALLERY B1F、B2F
会期
2017年9月18日(祝)〜9月25日(月)
営業時間
11:00〜18:00
Live painting event
2017年9月18日(祝)19:30-22:30
出演
WHOLE9 / 入場料 1500円
展示アーティスト
秋山佑太
井戸博章
大槌秀樹
関優花
立入禁止
中島晴矢
ユアサエボシ
山田はじめ
KOURYOU
Zakkubalan
イベントパフォーマンス
WHOLE9
展示デザイン
余剰デザイン
展示グラフィック
スズキあゆみ
ウェブサイト
じょいとも
企画協力
mograg gallery
TAV GALLERY
中央本線画廊
沖冲
西田編集長
丫戊个堂
小林太陽
石山律

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