「コミティア122」で15年ぶり当日設営 5000スペースの準備に協力者募集

「コミティア122」で15年ぶり当日設営 5000スペースの準備に協力者募集
「コミティア122」で15年ぶり当日設営 5000スペースの準備に協力者募集

画像はコミティア公式サイトのスクリーンショット

2017年11月23日(木・祝)に東京ビッグサイトで開催される自主制作漫画誌展示即売会「COMITIA(コミティア)122」において、従来の前日夜ではなく、当日早朝に会場を設営することが決まった。

同時に公式サイト上で、当日の協力者(ボランティア)の募集もスタート。申込受付は11月6日(木)深夜まで。

協力者には、当日のガイドブック『ティアズマガジン』と特製軍手をはじめとした記念品が贈られる。

15年ぶりとなる早朝会場設営

8月20日(日)に「COMITIA121」の開催を控えた中、コミティア公式サイトに掲載された発表によれば、設営時間の変更は会場である東京ビッグサイトの都合によるもの。

過去、当日朝の設営は15年ほど前、イベントの規模が1,000スペースだった時代以来。現在のような5,000スペースの設営は初めてのこと。

「朝の限られた時間でビッグサイト3ホールの設営を完了するには、いつも以上にたくさんの一般協力者の力が必要です」と、協力者を募集している。

当日は6時30分から、机を並べたり椅子を置いたり、アンケート用紙やサークルスペースの表示シールを机に貼ったりと、作業時間は2時間程度を予定している。

30年以上の歴史を有する同時文化発展の場

30周年を記念した作品集『コミティア30thクロニクル』

コミティアは1984年から年4回(2月・5月・8月・11月)のペースで開催されている創作漫画の展示即売会。東京ビッグサイトを会場に、約3,000~5,000のサークル・個人の出展者が集まり、総来場者は約2~3万人にのぼる。

実際はマンガに限らず、イラスト・小説・評論・音楽CD・ゲーム・グッズなど、様々な作品が出展されている。「コミックマーケット(コミケ)」とともに、同人文化を牽引するイベントのひとつだ。

二次創作が多いコミケに対し、オリジナル作品のみが頒布されるのが特徴だ。

会場には「出張マンガ編集部」という、マンガ・イラストを持ち込みアドバイスを受けることができるブースを併設。多数の作家が、会場での持ち込みをきっかけにプロデビューしている。

広がり続ける同人文化

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