社会学を研究する京大院生が、フィールドワークとしてキャバクラで働き、綿密な調査のもと書き上げた、『キャバ嬢の社会学』が星海社より2月25日(火)に発売された。
著者はライターとして「BLOGOS」などに寄稿している北条かやさん。北条さんは大学生と大学院生時に、合計10ヶ月間をキャバ嬢として勤務。その参与調査をもとに分析しまとめ上げた修士論文『キャバクラ嬢の社会学──「私たち」の接客戦略と「素人性」』が、本書のもとになっている。
現在、星海社が運営するWebサイト「ジセダイ」では、本書の第3章の冒頭部分までが無料で公開されている。
そこでWebに公開されている冒頭部分から、印象的な部分を抜粋しよう。
北条さんがキャバクラの面接兼体験入店を受けに行き、早速、源氏名を決めるというシーン。
著者はライターとして「BLOGOS」などに寄稿している北条かやさん。北条さんは大学生と大学院生時に、合計10ヶ月間をキャバ嬢として勤務。その参与調査をもとに分析しまとめ上げた修士論文『キャバクラ嬢の社会学──「私たち」の接客戦略と「素人性」』が、本書のもとになっている。
現在、星海社が運営するWebサイト「ジセダイ」では、本書の第3章の冒頭部分までが無料で公開されている。
それじゃあ、目が印象的だからヒトミ。ヒトミだね。
著者が初入店時に記した日記からはじまる本書は、修士論文をもとにしていることもあり、様々な角度からの分析が盛り込まれた緻密な構成が魅力的だ。その一方でキャバ嬢同士の生々しい会話や、夜の世界の実情も記されており、キャバクラについて社会学的学びつつ、好奇心まで満たすことのできる1冊となっている。そこでWebに公開されている冒頭部分から、印象的な部分を抜粋しよう。
北条さんがキャバクラの面接兼体験入店を受けに行き、早速、源氏名を決めるというシーン。
そう店長から源氏名を付けてもらった北条さん。そしてこの後、いよいよ体験入店へ……という展開となっている。Webで公開されているのはここまで。これは続きが気になる!「それじゃあ、目が印象的だからヒトミ。ヒトミだね。で、名字は……っと。アイダ。相田瞳ね」 『キャバ嬢の社会学』より
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