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触れる&咥えてくれるアダルト×ARに業界が注目 VRはハードルが高すぎる

触れる&咥えてくれるアダルト×ARに業界が注目 VRはハードルが高すぎる

「触れる&咥えられるAR[クロマキーAR]」/筆者

6月12日(日)に秋葉原で開催されたアダルトコンテンツをメインとしたVR(バーチャルリアリティ)を体験できるイベント「アダルトVRフェスタ01」。

これまでVR対応のアダルトコンテンツは、開発コストや技術的な問題から他のジャンルに比べて体験できる機会は少なかったが、今回のイベントに出展されていたコンテンツの中には、体験者自身もオキュラスリフトなどの高価なヘッドセットがなくとも、新たなアダルト体験を楽しめるようなコンテンツが多く出展されていた。

特に注目を集めていたのが、VRシス暗黒卿さんが開発した、スマートフォンとAR(拡張現実)を使用した「触れる&咥えられるAR[クロマキーAR]」だ。

文:新國翔大

目の前にいる女の子の体を触れる

KAI-YOU編集部のYさん

これはスマートフォンとAR技術を使うことで、画面に映る美少女と実際に用意されたアダルトグッズが連動。目の前にいる美少女のおっぱりを揉んだり、指を咥えられたりする感覚が味わえるというもの。

ARとは、拡張現実と呼ばれており、現実の風景(情報)に応じて映像などを表示させる技術だ。拡張現実という言葉の通り、スマートフォンのカメラを通して見ている現実の情報に、「裸の美少女」といった存在しないはずの情報を加えることができる。そこにいないはずの女の子が、いるように見えるのだ

つくり込まれた仮想の世界を現実のように感じてしまうVRとは、少し違う。

「アダルトVRフェスタ」には、主にVRヘッドセット「オキュラスリフト」を使用したものが注目を集めていたが、この「クロマキーAR」は、机の上に並べられた奇妙なアダルトグッズに加え、「オキュラスリフト」を使わなくとも、美少女を触ることができるという点で多くの報道陣が並んでいた。

「クロマキーAR」は、スマートフォンを挿れたダンボール製のVRビューワーを頭に装着し、机の上に置かれたアダルトグッズやおっぱいを見ることで、目の前にいる裸の美少女の体を、あたかも本当に触ったりする感覚が味わえる。 実際に試してみると、口型のオナホールがダンボール製のビューワーをつけた途端、キャラクターの口に変化。自分の指を咥えてくれたのだ。その柔らかい感覚は、何とも言えないリアル感があった。

色によってはARの認識が甘くなることから、オナホールを緑色に着色している

その隣にはFカップ(推定)のおっぱいがあったので、揉んでみようとすると、キャラクターのおっぱいが目の前に。まるでキャラクターのおっぱいを揉んでいるかのような感覚が味わえた。

「オキュラスリフト」対応はハードルが高い

「アダルトVRフェスタ01」で最も多くの列をなしていた「なないちゃんとあそぼ!」のような「オキュラスリフト」対応のアダルトゲームが注目を浴びる中、なぜスマートフォンとARの組み合わせを選んだのか
「なないちゃんとあそぼ!」体験動画
「私も最初はオキュラスリフトを使って、VRで三次元の女の子に触れるコンテンツをつくってみたことがあるんです。でも、オキュラスで使えるものをつくろうとすると、必要な部品だけで30万円以上はかかってしまいますし、加えて、3Dの女の子をつくって、動かさないといけない。開発のハードルが非常に高いんですね。『もっと簡単な手段でつくれないか』と考えた時に、スマートフォンのカメラとARを組み合わせたもっと簡単な仕組みで楽しめる『クロマキーAR』を開発することにしました」(VRシス暗黒卿さん)

男性にとって、アダルト×VRの世界は夢のような場所だ。しかし、「オキュラスリフト」の場合、つくれる人も楽しめる人も限られてくる。誰もがアダルト×VRの世界を楽しむことはできない。VRシス暗黒卿さんは、そんな状況を変えるべく、ARコンテンツを開発することにしたのだ。 アイデアの着想から、開発に至るスピードは爆速。たった2日間でクロマキーARを開発させてしまったそう。今はギアVRに対応しているAndroid端末「Galaxy S6」しか対応していないが、データの軽量化を推し進めており、近い将来、あらゆるスマートフォンで触れる&咥えられるARが楽しめるようにしていくとのこと。

開発費は大体2万円ほど、とはいえ、さまざまなアダルトグッズを購入していたため、アダルトグッズに関しては10万円ほどは費やしたようだ。ARは拡張現実と呼ばれるように、現実の情報に新たな情報を加えることで新たな体験を与える。

この棒はオナホールを温めるためにも使っているそう

エロゲやAVメーカーも注目

ところで、なぜVRシス暗黒卿さんは”AR”を選んだのだろうか? その理由をVRシス暗黒卿さんはこう語る。

「ARの良いところは、少ないパワーで動くところ。ハイエンドなスマートフォンでなくとも簡単にARの世界観を楽しめるようになっていくと自分は思っています。あとはリアルに写るものは何でも持ち込むことができるので、100人100通りの世界観を楽しむことができるのもARの醍醐味。これはつくり込まれたVRでは実現することができません」(VRシス暗黒卿さん)

すでにアダルトゲームメーカーやAVメーカーからも評価されており、たとえばエロゲーの場合、クリア後の特典として、AVであれば、いわゆるハメ撮りでより強い没入感を視聴者に与えられる可能性があり、数社から取り組みの声がかかっている。

アダルトゲームは、VR市場盛り上がりのカギとも言われている一方で、つくれる人がほとんどいない。

100社ほどあるメーカーの中でも、動く3DCGの美少女をつくれるメーカーは2、3社ほどしかな存在しないという。そんなこともあり、VR対応のアダルトゲームの普及は進んでいないのだ。

クオリティは劣るかもしれないが、コストを抑えて開発できるARであれば、手軽にアダルト×テクノロジーのスゴさを体感できる可能性がある。

多くの人がつくれない、楽しめないのでは意味がない。「触れる&咥えられるAR [クロマキーAR]」には、開発者であるVRシス暗黒卿さんの強い想いが込められていた。

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イベント情報

アダルトVRフェスタ01 ※開催終了

開催日
2016年6月12日(日)
時間
14時~18時
場所
秋葉原popdojoイベントスペース
東京都千代田区外神田3-13-8 東京角田ビル4階
※コミックとらのあな秋葉原店さんの入っている建物です
一般入場料
3,000円

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