イギリス女王エリザベス2世とエディンバラ公フィリップ夫妻／イギリス王室公式Twitter（@RoyalFamily）より

イギリス王室が、公式Twitterアカウント（@RoyalFamily）をはじめとしたSNSの管理人を募集していたことが、海外メディアを中心に話題を集めていた。

就業時間は週37.5時間の週休2日制、年収は45,000ポンドから50,000ポンド（約722万円から802万円）となっている（すでに募集は終了）。

イギリス王室のSNS運営をサポート

.@RoyalMail celebrates #Queenat90 with a specially commissioned Stamp Sheet of 4 generations of the Royal Family pic.twitter.com/ypzbjdB6T1
— BritishMonarchy (@RoyalFamily) 2016年4月20日

イギリス王室は、公式Webサイトはもちろん、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeチャンネルなどのSNSを通して、積極的な情報発信を行っていることで知られている。

これは、4月20日に90歳の誕生日を迎えた現女王・エリザベス2世の目指す「国民に親しまれる王室」ならではの政策ともいえる。

そんなインターネット上での情報発信力向上を目的とし、各メディアの効率的な運用をサポートしてくれる即戦力となる人材を、4月24日まで募集していた。

イギリス王室公式Webサイトのスクリーンショット

採用者は、デジタルメディアのスペシャリストからなるチームを率いるリーダーとして、王室のさまざまな情報を効果的に発信していく。メディア運用に関する十分な知識はもちろん、編集やチームマネジメントといった技量も求められる。

週37.5時間（1日当たり7.5時間）の就業で年収800万と、さすが王室とだけあってなかなかの高待遇ではあるが、イギリス王室を代表して世界中に発信する情報を管理するというプレッシャーに、並大抵の人は耐えられなさそうだ。