予選1位通過! 関西大学 チーム・二の腕飛行隊「私をスキージャンプに連れてって」
つづいては、「IVRC2015」予選1位を通過の関西大学 チーム・二の腕飛行隊の作品「私をスキージャンプに連れてって」を体験!作品名の通り、冬季オリンピックの競技でもあるスキージャンプを疑似体験できるのですが、その体感がハンパなかったです! 体験前に、手順の説明を受けます。 スキージャンプの跳び方についてレクチャーも受けます! ヘッドマウントディスプレイを装着すると、眼前にはスキーのジャンプ台のスタート位置に座っている時の主観映像が広がり、その高さにめちゃくちゃ足がすくみます……。
心の準備ができたら、いざテイクオフ! 斜面を滑走! 目印の線が見えたら思い切りジャンプしてスキー板をハの字にします!
視覚だけでなく、斜面の感じや滑空した時のフワッと浮いた感覚、着地する足の感触を皮膚感覚で体感。そして、装置の前に置かれた扇風機により風圧を前面で受ける気持ち良さも味わうことができます!
高いところが苦手な私ですが、めっちゃ爽快やッ! 関西大学 チーム・二の腕飛行隊代表の吉田さんにお話をうかがいました。
──どのような着眼点でスキージャンプをモチーフにしようと思われたんですか?
吉田 なにか面白いコンテンツないかなと思いながら、友人に「実際には体験できないけど、やってみたいことある?」と聞いたら、「スキージャンプとか」って言われて。
──アスリートしか体験できないですもんね。一番苦労した点は何ですか?
吉田 どんな感じがするのか、実際、誰もやったことがなくてわからないので、跳んでる感じというものを一生懸命考えました。
──それを再現するのにやってみたことは何ですか?
吉田 落ちていくから、風圧と浮いている感じがあるんじゃないかなと思って。
──足元の台座がフワフワ浮いてる感じと、扇風機の効果ですね。
吉田 最初は足が地面についているのに、1回ジャンプで浮いて、また地面に戻るっていうのをどうすればいいのか、いろいろ考えました。
──予選1位で決勝に進まれるわけですが、決勝大会への意気込みをお願いします!
吉田 一連の動作を再現することはできたんですが、ここから本戦までほかのチームもブラッシュアップしてくると思うので、ここからどう伸び代を見つけるかというところが課題かなと思います。
──期待しております!
他にもいろいろ体験してきたよ!
大阪大学大学院 チーム・Gentlemen & Perverts「Whispear」
耳型の装置にささやいたり、息を吹きかけると、ヘッドホンからその感覚が再現される「Whispear」。 自分自身に「愛の言葉」をささやかれるという、気持ち悪い体験もできます……。慶應義塾大学 チーム・凧 揚太郎「他己揚げ」
会場の中でもひときわ大がかりな装置「他己揚げ」! 凧揚げは子供の頃に遊んだ経験がありますが、凧で揚げられる側になるというのははじめてでした!この記事どう思う?
イベント情報
「デジタルコンテンツEXPO 2015」
- 会場
- 日本科学未来館
- 会期
- 2015年10月22日(木)〜25日(日)
主 催
経済産業省
一般財団法人デジタルコンテンツ協会
共 催
日本科学未来館
後 援
総務省、文化庁、観光庁、東京都、江東区、東京商工会議所
CG-ARTS協会(公益財団法人画像情報教育振興協会)、一般財団法人家電製品協会、一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、一般社団法人日本動画協会、一般社団法人VFX-JAPAN、公益財団法人ユニジャパン、日本バーチャルリアリティ学会、超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム、3Dコンソーシアム、立体映像産業推進協議会
上海マルチメディア産業協会、日中CG文化交流協会、香港貿易発展局、 韓国コンテンツ振興院、台湾デジタルコンテンツ産業推進室
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