2013年11月4日(月・祝)に、東京流通センターにて、創作文芸・評論オンリーの同人誌即売会「第十七回文学フリマ」が行われます。
菊池良さんは、2013年3月、就職活動用の自己PRサイトが大反響を呼び、WEB制作会社・LIGへインターン入社(http://kai-you.net/article/94)を決めた「世界一即戦力な男」として話題を集めました。
一方で、表現活動として「二代目水嶋ヒロ」を名乗り(自称)、これまでにも「文学フリマ」(http://kai-you.net/article/318)へ過去何度も参加するなど、地道に創作活動を続けていることでも知られています。
公式ホームページには「クリスチャン・ラッセンのような詩が書きたかったんだ――四人の男が奏でるメロウで残酷なラブソングたち」というキャッチコピーが。クリスチャン・ラッセンといえば、海の動物や様子を奥行きのある表現で描く画家ですが、彼の絵を「詩」と言ってしまうところから、非常に「文学」を感じます。
そして4作品のあらすじを読むと「えっ、こんなこと書いていいの?」となり、更に試し読みを読むと、言葉では表せない説得力を感じざるを得ない作品となっているように思います。
まさに『二代目水嶋ヒロ短篇集』が売られるべき場所といえます。
他にも、サブカルやSNS、企画モノなどを主にした冊子を作っている同人サークル「ねとぽよ」や、詩や文学などことばに関する芸術を追及し続けるユニット・TOLTA、現・早稲田大学文学部の機関紙として、1891年に創刊された日本最長の歴史を持つ文学雑誌を誇る早稲田文学編集室など、総勢688ものサークルが参加します。
このようにオリジナルの作品がメインですが、一方で、今回「艦隊これくしょん」の同人アンソロジーなども頒布されるという情報もキャッチしています。
オリジナル同人誌もあり、二次創作もあり、懐の深い文章系の即売会・「文学フリマ」。祝日は外に出て文学を嗜んでみてはいかがでしょうか。
2013.10.29追記
装丁・DTPをつとめるのは、ライター・デザイナーの鈴木梢さん、そして企画協力には、「戦闘破壊学園 ダンゲロス」原作者の架神恭介さん、「水道橋博士のメルマ旬報」で連載を持つライターの碇本学さんといった方々が名前を連ねている。「文学フリマ」開催が近付く中、ますます本書、そして「文学フリマ」の開催に注目が集まっている。
執筆者:あそうまお
二代目水嶋ヒロ・菊池良さんが参加!
「文学フリマ」にて、二代目水嶋ヒロ・菊池良さんらが出展、『二代目水嶋ヒロ短篇集』を頒布すると発表し、特設サイトも公開しています。菊池良さんは、2013年3月、就職活動用の自己PRサイトが大反響を呼び、WEB制作会社・LIGへインターン入社(http://kai-you.net/article/94)を決めた「世界一即戦力な男」として話題を集めました。
一方で、表現活動として「二代目水嶋ヒロ」を名乗り(自称)、これまでにも「文学フリマ」(http://kai-you.net/article/318)へ過去何度も参加するなど、地道に創作活動を続けていることでも知られています。
オトナの香りが漂うシックな写真ですね。【おしらせ】『二代目水嶋ヒロ短編集』という本を作りました! 11月4日の文学フリマで販売します。詳しくはウザい作りの公式サイトで!http://t.co/DbEVBsFsOW pic.twitter.com/l5lsD4HJ2L
— kossetsu (@kossetsu) October 27, 2013
公式ホームページには「クリスチャン・ラッセンのような詩が書きたかったんだ――四人の男が奏でるメロウで残酷なラブソングたち」というキャッチコピーが。クリスチャン・ラッセンといえば、海の動物や様子を奥行きのある表現で描く画家ですが、彼の絵を「詩」と言ってしまうところから、非常に「文学」を感じます。
そして4作品のあらすじを読むと「えっ、こんなこと書いていいの?」となり、更に試し読みを読むと、言葉では表せない説得力を感じざるを得ない作品となっているように思います。
文学フリマが事件になる 小説『二代目水嶋ヒロ短編集』 CM
そんな『二代目水嶋ヒロ短篇集』が販売される文学フリマとはいったい何なのでしょう。文章系同人ならなんでもござれ! 文学フリマ
文学フリマは、簡単にいえば創作文芸・評論オンリーの即売会です。枠にとらわれず自由に「文学」を発表でき、作者と読者が直接コミュニケーションをとれるイベントとして2002年からスタートしました。「文学フリマ」は、文章系の同人誌即売会として知られています。「コミックマーケット」ほど大規模で、知名度が高いわけではありませんが、文章系サークルにおいて、「文学フリマ」は貴重な交流・販売の場として機能しています。まさに『二代目水嶋ヒロ短篇集』が売られるべき場所といえます。
他にも、サブカルやSNS、企画モノなどを主にした冊子を作っている同人サークル「ねとぽよ」や、詩や文学などことばに関する芸術を追及し続けるユニット・TOLTA、現・早稲田大学文学部の機関紙として、1891年に創刊された日本最長の歴史を持つ文学雑誌を誇る早稲田文学編集室など、総勢688ものサークルが参加します。
このようにオリジナルの作品がメインですが、一方で、今回「艦隊これくしょん」の同人アンソロジーなども頒布されるという情報もキャッチしています。
オリジナル同人誌もあり、二次創作もあり、懐の深い文章系の即売会・「文学フリマ」。祝日は外に出て文学を嗜んでみてはいかがでしょうか。
2013.10.29追記
個性的な制作スタッフも
菊池良さんをはじめとした著者4人もさることながら、今回、企画に携わっているのスタッフも個性溢れる面々だ。装丁・DTPをつとめるのは、ライター・デザイナーの鈴木梢さん、そして企画協力には、「戦闘破壊学園 ダンゲロス」原作者の架神恭介さん、「水道橋博士のメルマ旬報」で連載を持つライターの碇本学さんといった方々が名前を連ねている。「文学フリマ」開催が近付く中、ますます本書、そして「文学フリマ」の開催に注目が集まっている。
執筆者:あそうまお
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