Moe and ghosts
もえあんどごーすつ
Moe and ghostsとは、ラップ担当の萌とトラック担当のユージーン・カイムによるヒップホップユニット。
2012年発売の『幽霊たち』やMoe and ghosts × 空間現代名義での『RAP PHENOMENON』が代表作。フィメールラッパーである萌はTBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』出演も。
Moe and ghostsとは
Moe and ghostsとは、ラップ担当の萌とトラック担当のユージーン・カイムによるゴーストコースト(彼岸)ヒップホップユニット。批評家・佐々木敦が主宰するレーベルであるHEADZから2作をリリース。なおレーベルメイトは豊田道倫・空間現代等。
他のフィメールラッパーとは一線を画した、分類不可能な萌のラップが魅力。ラップともポエトリーリーディングともいえる言葉達を独特なフロウで矢継ぎ早に吐き出している。 Tujiko Norikoと降神のハイブリッドのようなイメージ。
なお萌は自身のリリックについて、インタビューでは以下のように話している。
Moe and ghostsのリリックは、イメージがランニング・ワイルドしているものなので有象無象から連想しています。花輪和一や楳図かずおの漫画のように、脳に直列つなぎでイメージが電流のように流れ込んでいったらいいのにと思っています。
特集: Moe and ghosts 1stアルバム『幽霊たち』ついに解禁! - OTOTOY
バイオグラフィー
バイオグラフィーは以下の通り。
2011
本格的にラップ・トラック制作をスタート。
2012
7月、1st配信シングル『新世紀レディ』リリース。
8月、2nd配信シングル 『幽霊EXPO』と1stフルアルバム『幽霊たち』をリリース。
12月、MUSIC MAGAZINE1月号「年間ベスト・アルバム」にて『幽霊たち』が日本ロック部門10位に選出。さらにはOTOTOY AWARD 2012に『幽霊たち』がノミネートされる。
2013
11月発売のJAZZ DOMMUNISTERS(菊地成孔+大谷能生)の1stアルバム『BIRTH OF DOMMUNIST』にフィーチャリング参加。
2014
5月以降、TBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』の「日本語ラップ特集」に萌が4回出演。
6月、生西康典のインスタレーション『瞬きのあいだ、すべての夢はやさしい』に萌が声で出演。
8月発売のDJまほうつかい(西島大介)『Ghosts in the Forest EP』に萌がフィーチャリング参加。
2015
5月、東京都現代美術館『山口小夜子展 未来を着る人』の関連イベント『小夜子 光と闇の夜』に萌が出演。
6月、TBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』の「4H - HipHopHolyHour特集」に萌が2回出演。
2016
2月、音源『不通』『ITAI』の2曲をSoundcloudに公開。
4月、Moe and ghosts × 空間現代名義で『RAP PHENOMENON』を発売。
5月、ZAZEN BOYSとのツーマンライブに出演。
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