漫画ビレッジ

まんがびれっじ

漫画ビレッジ(まんがびれっじ)は、公式に無料で漫画を配信しているサービスへのリンクをまとめたサイト。海賊版サイトとして話題を呼んだ「漫画村」や「漫画タウン」に酷似した名前だが、リンク先のコンテンツはいずれも正式にアップロードされたもの。

漫画ビレッジ

漫画村によく似た「漫画ビレッジ」とは?

漫画ビレッジ(まんがびれっじ)は、公式に無料で漫画を配信しているサービスへのリンクをまとめたサイト。2018年5月30日に存在が確認された。

サイトのトップ画面には「すべてのマンガが無料で読めます! いくら読んでもすべて無料」の文字。漫画は「少女」「女性」「少年」「男性」とカテゴライズされ、さまざまな漫画がずらっと縦に並んでいる。

「漫画村」の印象が強いためか、一見すると許可なくアップロードされた作品が並ぶ海賊版サイトのようだが、すべて合法だ。実際は「ピッコマ」「LINEマンガ」「GANMA!」「Kindle(無料)」など、合法的に無料で漫画を配信しているサービスへのリンク集となっている。

「漫画ビレッジ」の仕組みと作者

「漫画ビレッジ」は、たとえばトップから『BEASTARS』を選択した場合、巻数ではなく話数単位で並んでいて、各話ごとに「LINEマンガ」や「ピッコマ」での閲覧ページに飛ぶことができる。

閲覧可能なのは、それぞれのサービスで配信されている話数のみ。そのためサービスごとにストックされている話数が異なり、例えば無料話数が更新されるピッコマの場合は「待てば無料(要ログイン)」と書かれている。

話数が限定されているものの、無料漫画が一覧になっていてリンク先から閲覧できるという点はメリットと言えるのではないだろうか。

サイトのアイデアを出したのは、「nanapi」などのWebサービスを手がけているWebクリエイター・"けんすう"こと古川健介さん。

ツイートによれば「いろいろな漫画が無料でブラウザ読めたら最高だよね!っていうので友達のエンジニアさんに相談したら作ってくれました!」とのこと。

「漫画村」(漫画タウン)も反応示す

「漫画ビレッジ」の登場に、「漫画タウン」のTwitterとみられるアカウントも「漫画村のパクリサイトが誕生!」「でも合法だし見やすいからオススメだよ!」と反応。

さらに「ネットはパクりパクられの世界だね。そうやってお互い成長して行くんだから仕方ないね。応援してるよ、後輩」とツイート。

最後は「どんな手段を使っても便利なのが善。一度便利さを体験したら戻れないのが人間なんだから、規制しろーって頑張るよりパクっていいもの作ればいいんだよね。いい流れ」と締めくくっている。

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