意識高い系
いしきたかいけい
意識高い系(いしきたかいけい)とは、インターネット上で自分の経歴や人脈を過剰演出し、パッと見はスゴい人のように見せるが、実際の能力や活動は大したことない人を指すネットスラング。
概要、特徴
2012〜2014年ごろから使われるようになったネットスラング。
セルフブランディング、人脈作り、ソー活、自分磨きに前のめりになっている若者やそういった傾向の強い人格を指す。
彼らはやたらと自分を大きく見せたがり、SNS上で活動をアピールするという特徴があるほか、「コンセンサス」「イノベーション」「アサイン」「フルコミット」といったカタカナビジネス用語を多用することで知られる。
主にTwitterや2ちゃんねるといった匿名性の高いSNSで多用されるが、Facebookなどの実名SNSで使われづらく、また、前者のSNSのユーザーはFacebookユーザーを意識の高い人が使うSNSだという認識も広まりつつある。
2015年3月3日より、NHKプレミアムで意識高い系を題材にしたドラマ「その男、意識高い系。」が放映されるなど、社会的に広く使われる言葉となった。
起源
人材コンサルタントで評論家の常見陽平は、自著の『「意識高い系」という病』の中で「意識が高い人(笑)」という言葉をあげている。もともと学生主体の就職活動イベントなどの謳い文句が「意識の高い学生たちが集まるイベントです」であったことから、これを揶揄するような形で使われはじめたことを指摘している。
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