和久井健

わくいけん

和久井健とは、漫画家。代表作は『東京卍リベンジャーズ』『新宿スワン』。元スカウトマン。アニメ『東京リベンジャーズ』では脚本を手がけた。


2004年 「第293回ヤングマガジン新人漫画賞」にて読切作品『新宿ホスト』が佳作を受賞。同作が2005年に『別冊ヤングマガジン』8号に掲載されデビュー。同年、『週刊ヤングマガジン』17号より『新宿スワン』を連載開始、2013年45号にて完結。


2017年、『週刊少年マガジン』13号より『東京卍リベンジャーズ』を連載開始。同作が第44回「講談社漫画賞少年部門」を受賞。アニメ化、実写映画化と大ヒットを記録。

和久井健

概要

和久井健とは、漫画家。代表作は『東京卍リベンジャーズ』『新宿スワン』。かつて実在した日本一のスカウト会社でスカウトマンとして勤務した経歴を持つ。アニメ『東京リベンジャーズ』では脚本を手がけた。

本人曰く、すごいロマンチストでラブソング好き。また、あまりマトモな青春ではなかったため恋愛観が普通ではないと述べている。

創作のこだわり

作品を描くにあたり、細かいところまで考え抜いて捜索している。

『新宿スワン』終了後、少年漫画に移行するにあたり絵柄やタッチなど少年漫画ように切り替えた。

漫画のキャラクターが作中でどんな役割を持つのか、先の展開まで考えてキャラクターを作っている。またキャラの外見・デザインは、ネット上で画像を探し、そこに自身のオリジナルを混ぜて描いている。

キャラの見せ場の際には、目線を意識的に変えて描いている。

和久井先生:
目線の向きは工夫しています。見得を切るシーンの目線は、真正面を向かせていますが、感動するシーンや泣きたいシーンなんかは、目線を斜めに逸らすようにしています。

――なぜ、そうしているんですか?

和久井先生:
泣かせたいシーンでカメラ目線だと、ドキッとしちゃって読者は泣けなくなるんですよ。それとは逆に、見得を切るシーンでは、読者をドキッとさせて欲しいから、正面を向かせています。目線一つで演出が変わるように、表情だけでも数多くの表現ができるので、1話ごとに工夫を続けています。

『マガポケ』公式サイト「『東京卍リベンジャーズ』の和久井健が語る漫画作りの極意!【漫画家への花道】」より

経歴

2004年 「第293回ヤングマガジン新人漫画賞」にて読切作品『新宿ホスト』が佳作を受賞。同作が2005年に『別冊ヤングマガジン』8号に掲載されデビュー。同年、『週刊ヤングマガジン』17号より『新宿スワン』を連載開始、2013年45号にて完結。ドラマ・映画化など人を博す。

2015年 、『週刊少年マガジン』に移り、36・37合併号より自身初の少年漫画『デザートイーグル』を連載開始、2016年25号にて完結した。

2017年、『週刊少年マガジン』13号より『東京卍リベンジャーズ』を連載開始。同作が第44回「講談社漫画賞少年部門」を受賞。アニメ化、実写映画化と大ヒットを記録。

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

似たようなキーフレーズ

林田球は、日本の漫画家。女性。イラストレーターとしても活動。 代表作『ドロヘドロ』『大ダーク』

大童澄瞳とは、日本の漫画家。代表作『映像研には手を出すな!』

猪ノ谷言葉とは、日本の漫画家。代表作『ランウェイで笑って』。

沙村広明とは日本の漫画家・イラストレーター。代用作『無限の住人』『波よ聞いてくれ』など。

錦ソクラとは、日本の漫画家。代表作に『3年B組一八先生』。 2017年7月25日発売の「月刊コミックゼノン」9月号より新連載『今日からCITY HUNTER』が掲載されており 始まっています。 http://www.comic-zenon.jp/magazine/kyoukaracityhunter.h...

『童夢』『AKIRA』といった漫画で知られる漫画家・映画監督。国内外に大きな影響を与え、今も作品を世に送り出している。

五十嵐大介は、日本の漫画家。埼玉県熊谷市出身。1969年4月2日生まれ。神奈川県鎌倉市在住。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。 代表作に『リトル・フォレスト』『魔女』『海獣の子供』など。...

同じカテゴリーのキーフレーズ

アニメ・漫画