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タレンタイム 優しい歌
たれんたいむ やさしいうた
マレーシアで2009年に製作・公開された映画。マレーシアアカデミー賞で4部門を獲得したほか、ベルリン国際映画賞、東京国際映画祭最優秀アジア映画賞に輝くなど大きな国際評価を受けた作品。
アジア屈指の女性監督と言われたヤスミン・アフマドの遺作となった。
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『タレンタイム~優しい歌』とは あらすじ
マレーシアのみならずアジア屈指の女性監督と知られたヤスミン・アフマ監督による映画作品。
多民族国家であるマレーシアを舞台に、学生を対象とした芸能コンテスト「タレンタイム」を起点に、登場人物の学生たちやその家族によって繰り広げられる群像劇。
マレーシアのとある高校で、芸能コンテスト「タレンタイム」が開催される。参加者の一人、ピアノ演奏を得意とする女生徒・ムルーとは耳の聞こえない青年・マヘシュと恋に落ちる。優等生・カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生・ハフィズに学年トップの座を奪われ、心を乱されている。
ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母、カーホウに厳しくあたる父、病床で死を待つハフィズの母......様々な思いが交錯するなか、いよいよコンテストの幕が上がる。
アジア屈指の女性監督ヤスミン・アフマドの遺作
監督のヤスミン・アフマドは、『タレンタイム~優しい歌』の公開から4か月後の2009年7月に51歳で亡くなった。
スミン・アフマドが映画監督として活動した期間はわずか6年と短いが、遺した長編の6作品に存在する「ヤスミン・ワールド」と呼ばれる作品世界は今でも世界中の映画ファンに親しまれている。
マレーシアに暮らす人々の日常を通してみえる普遍的な愛を美しく描いたことで、マレーシアのみならずアジア屈指の女性監督として現在も語り継がれている。
『タレンタイム~優しい歌』の日本劇場公開は2017年に行われて以降、ソフト化されないままだったが、2020年5月現在、オンライン上で新作映画などを公開する「仮設の映画館」にて鑑賞が可能だ。
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