台湾発のスマートフォンアクセサリーブランド・RHINOSHIELD(ライノシールド)が、なかなか無茶な耐久テストを敢行した。
スマートフォンケース「AirX(エアエックス)ウルトラクッションケース」を装着したiPhone 17 Proを、高度30,607mの成層圏から落下。
約25分かけて地面に衝突した端末を回収したところ、電源や通話、写真撮影などの主要機能が正常に動作したという。
この挑戦によってRHINOSHIELDは、「ケースを装着したスマートフォンの最高落下高度(自然地形)」としてギネス世界記録に認定された。
高度3万m、マイナス60℃──iPhoneを成層圏から落とす
今回のテストは、英国の航空宇宙企業・Sent Into Spaceとの協力で実施された。
「AirX」を装着したiPhone 17 Proを、一般的な旅客機の巡航高度の3倍以上となる高度30,607mまで気球で打ち上げ、遠隔操作によって自由落下。
成層圏では気温が約マイナス40℃〜マイナス60℃、気圧は海面付近の約1%という環境にさらされたが、加熱装置や追加の保護製品は使用されなかったという。
成層圏とは、地上から約10kmから50kmの辺りに広がる空気の層。雲や降水などの天気現象が起こる対流圏の上にあり、「宇宙の入口」とも言われている。
2024年には、惑星科学者VTuber・星見まどかさんが自身のアクリルスタンドをスペースバルーンで成層圏へ打ち上げ、地球と宇宙の境目を撮影。
同年には、ホロライブのVTuber・星街すいせいさんと相模原市、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の企画でも、星街すいせいさんのグッズなどがスペースバルーンで成層圏まで届けられている。
この他にも「グッズをスペースバルーンで飛ばす」系の企画が度々クラウドファンディングを実施。成層圏はポップカルチャー領域でも案外馴染みが深い存在となりつつある(?)。
高度30,607mから落としてもスマホが無事
テストはスウェーデン北部のキルナで実施。認定条件としてパラシュートの使用は禁止され、スマートフォンケースそのものが地面へ最初に接触する必要があった。
GPSを頼りに回収された端末は、ギネス世界記録の公式認定員による確認を経て、外観にも損傷がなく、主要機能も正常に作動することが確認された。

成層圏からの落下にも耐えたRHINOSHIELD
スマホを落としたことがある人なら、一度くらい「終わった」と思いながら画面を確認した経験があるはず。
RHINOSHIELDを使えば、高度30,607mの成層圏からスマホを落としても、そんな心配をしなくても済む──のかもしれない。
衝撃を最大81%軽減 RHINOSHIELDの「AirX」
今回使用された「AirX」は、RHINOSHIELDが展開するフラッグシップモデルの耐衝撃スマートフォンケース。

RHINOSHIELDが展開する耐衝撃スマートフォンケース「AirX」
自動車のエアバッグなどから着想を得た「衝撃吸収エアクッション」と、衝撃のエネルギーを分散する「クラッシャブル構造」を組み合わせた「多層構造内部ダメージ保護システム」を採用している。
同社によれば、落下時の衝撃を最大81%軽減。外装の破損だけでなく、カメラやアンテナなどスマートフォン内部に蓄積するダメージの低減を目指して開発された。

「宇宙」テーマのデザインコレクション
また、ケースは単一素材を中心に設計され、100%リサイクル可能としている。RHINOSHIELDは2017年からこうした単一素材設計を推進しており、今回の挑戦には、耐衝撃性能とリサイクル性を両立できることを示す狙いもあったという。
RHINOSHIELDでは今回のギネス世界記録認定を記念し、成層圏への挑戦をモチーフにした「宇宙」テーマのデザインコレクションも展開する。
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