中国発の動画プラットフォーム「bilibili」が、国際版スマートフォンアプリの提供を開始した。
「bilibili」の海外クリエイター向け公式Xアカウント・bilibili Creator Hubが発表。現在はAndroid版が提供されており、iOS版も近日公開予定としている。対応地域についても今後さらに拡大するという。
国際版アプリでは、世界規模でのコンテンツ配信やローカライズの改善に加え、本人確認なしで登録できる点を特徴としてアピール。
Google Playのアプリページでは、新機能として「AI翻訳機能」も紹介されている。
「bilibili」国際版は本人確認不要でアカウント登録可能
「bilibili」は2009年にスタートした、中国を代表する動画プラットフォーム。
ゲームやアニメから、テクノロジーや生活まで幅広い動画を扱い、動画上にコメントが流れる「弾幕(danmu)」などを特徴としている。
今回発表された国際版アプリについて、bilibili Creator Hubは「Globally distributed content(世界規模で配信されるコンテンツ)」「better localization(より良いローカライズ)」などを特徴として紹介。
アカウント登録も簡略化され、これまで「bilibili」が厳格に求てきた本人確認が不要になる。
Google Playでは「bilibili-君の好きな動画、全部ここに」として記事執筆時点で500万回以上ダウンロードされている。
AI吹き替えも搭載 ゲーム、アニメ、テックなど幅広い動画を展開
国際版アプリでは、ゲーム実況やe-Sports、テクノロジー、アニメ関連のファンコンテンツ、音楽など、幅広いジャンルを紹介している。

Google Playで公開されている「bilibili-君の好きな動画、全部ここに」/画像は筆者撮影
目を引くのが「AI翻訳機能」。bilibiliは「言葉の壁を越えて世界中のクリエイターの動画をもっと身近に楽しめる」と説明している。
本人確認を必要としない登録やローカライズ、AI翻訳を組み合わせることで、国外の視聴者/クリエイターにも参加しやすい動画プラットフォームを目指していることがうかがえる。
東南アジア向け「BiliBili」とは別のアプリ
「bilibili」はこれまでも中国国外で動画サービスを展開してきた。
Google Playでは「BiliBili -HD Anime, Videos」が提供されており、こちらは東南アジア向けのアニメプラットフォームとして、2000タイトル以上のライセンスアニメやUGCなどを配信。記事執筆時点で1億回以上ダウンロードされている。
今回Creator Hubが告知した「bilibili-君の好きな動画、全部ここに」は別アプリとして展開されており、アニメに限らずゲーム、テクノロジー、音楽などの動画コンテンツを前面に押し出している。
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