ReGLOSS(hololive DEV_IS)「アワータイムイエロー」
多くのファンと共に大会場を盛り上げるホロライブの先輩たち──次々にブレイクスルーを果たしていく瞬間を肌身で感じながら、ReGLOSSも大きな舞台へと立った。
12月16日に有明アリーナでの1stライブを終えた彼女たちから、楽曲「アワータイムイエロー」を選びたい。
デビュー初年度にリリースされていたハウスライクなトラックをベースにしたポップスはそのままに、メンバー各々のソロ楽曲が8月にリリース。
その後のアルバム『Snapshot』からリードシングルとしてリリースされた「アワータイムイエロー」は、ドラムンベース~ジャージークラブ~ダブステップとビートパターンを変えながら、スッと伸びていく4人のボーカルをより軽やかに響かせる1曲だ。
「私たちの時間は黄金に輝く、そして永遠に続いてほしい」──そんなメッセージを約3分間の疾走で突き詰める。刹那のような瞬きに魅入られ、何度もリピートしたリスナーも多いはずだ。本楽曲リリースの数週後、メンバーの1人であった火威青さんの卒業が発表された。
Mori Calliope(ホロライブEnglish)「LET'S JUST CRASH」
ホロライブEnglishに所属しながら、日本での活動へ比重を置きつつあるMori Calliopeさん。様々なミュージシャンとのコラボ楽曲をリリースしてきた彼女だが、2025年はTVアニメ『ガチアクタ』のOPテーマを担当した。
トラックを提供したのは「キュートなカノジョ」で知られるsyudouさん。2人は3月にリリースした「罪と蜜 feat. Mori Calliope」でコラボしているが、syudouさんとの掛け合いが魅力だったこちらとは一線を画すのが「LET'S JUST CRASH」だ。
ドラムンベースのドラムパターン、金属音を含む重厚感あるビート、ヘビーなギターリフに合わせ、ドスの効いた荒っぽい声でラップ&シングを聴かせてくれる。
バイオレンスなバトル作品である『ガチアクタ』に負けない“圧力”を発揮した1曲は、ド派手なライブ演出でより映える楽曲になりそう。ライブで披露するときにどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、とても楽しみだ。
加賀美ハヤト(にじさんじ)「泥の誉れ」
にじさんじに所属する加賀美ハヤトさんといえば、いまではROF-MAOの一員として知るにじさんじファンが大多数だろうか。2025年で4周年を迎えた同グループでの活動と、さまざまなゲームや玩具を楽しげにプレイする姿で、彼は多くのファンの笑顔を生み出してきた。
そんな加賀美ハヤトさんのの武器といえば、メタルバンドのボーカリストかのような高い歌唱力だ。シャウト、グロウル、クリーントーンを使い分け、男性としてはかなり高いキーまで出せるハイトーンの持ち主であった。
ROF-MAOでは“クリーンで笑える加賀美ハヤト”を見せていたが、ついに発表された1stソロミニアルバム『ULTIMATE CITY』では、その高い歌唱力の一部を解放。今回選んだ「泥の誉れ」に加えて「デュオバース」「キャリィ」では、ハードなギターサウンドとともに彼の咆哮が響く。
特に堀江晶太さんがコンポーザーを務めた「泥の誉れ」では、苛立ちや怒りといった感情をぶつけていく。ROF-MAOでの清廉潔白とした加賀美ハヤトしか知らない人がきけば間違いなく驚くことだろう。
月ノ美兎(にじさんじ)「アルクユニバース」
2025年2月7日にリリースされた1stミニアルバム『310PHz』は、およそ3年半ぶりのオリジナル作品となり、月ノ美兎さんの音楽を待つ多くのファンを喜ばせた。
初作『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』がソニー・ミュージックレーベルズ内のレーベル・SACRA MUSICからリリースされたのに対し、今作はANYCOLORからのリリースとなり、作詞/作曲者選びは月ノ美兎さん自身が主導する形で進行したという。
内容についても彼女の意向がより強く反映されるものとなっており、「アルクユニバース」を担当したフロクロさん曰く「『散歩』というお題を頂き、最初から最後まで散歩し続ける楽曲を制作」したと語っている。
散歩している途中、まったく不慣れな道を選んで関係ない場所へとたどり着く。不安になるけど胸が高鳴る、自由に選べるからこそ不自由がある。そんなワクワク感を1曲に封じ込めたのだ。
加えて、この曲を基にしたオリジナルゲーム『アルクマルチバース』を制作。彼女のアイデア力や創造性が如実に表現された楽曲となった。
ピーナッツくん「できたらいいな」
ヒップホップフェス「POP YOURS」に出演を皮切りに、ソロライブツアーをZepp系列のライブハウスで開催。
甲賀流忍者!ぽんぽこさんと共にイベントツアー「ぽこぴーの回覧板」で全国を回り続けながら、動画制作や楽曲制作もぬかりない。オシャレになりたい!ピーナッツくんのクリエイティブな感覚とハードワーカーぶりには脱帽してしまうところだ。
11月23日に開催されたバーチャルライブ「PQ」では「常にぼくは、あんなことやこんなこと、できたらいいなぁと思ってやってきたんだ」と葛藤や不安を吐露した。その流れで披露したのが、この「できたらいいな feat. 漢 a.k.a.GAMI」だった。
8月20日にリリースされた『Tele倶楽部II』に収録されたこの曲。自身の願望や悩みをふわふわとしたムードでラップするピーナッツくん、その後ろから歪むベースサウンドと共に漢 a.k.a.GAMIさんが<できたらいいなじゃなくて できるまでやるんだよ>とラップをかます。
弱気になっている人物に発破をかける構図に、ストレートだからこそ一番に効く言葉と韻。それらは、ピーナッツくんを通して聴き手である僕らをも奮い立たせる。ヒップホップの構造がこの曲にはしっかりと刻まれているのだ。
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