ゲームプロデューサー・斉藤大地さんが代表をつとめる株式会社ワイソーシリアス(Why so serious/WSS)が、11月11日(火)に『NEEDY GIRL OVERDOSE』原作チームとして声明を発表した。
11月10日にゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』の原作者であるにゃるらさんが発表した声明に対して「事実関係において多数の誤りが含まれております」と反論。
続けて「秘密保持義務および関係各位への影響を考慮し、現時点での公表は差し控えさせていただきます」と説明した。
アニメ化を目前に、原作者であるにゃるらさんが『ニディガ』チームから外される
現在、『NEEDY GIRL OVERDOSE』を巡っては、原作者であるにゃるらさんから、ゲームの原作管理を行う株式会社ワイソーシリアスに対して、パワーハラスメントや給与未払いといった問題が指摘されている。
11月10日に、にゃるらさんは『NEEDY GIRL OVERDOSE』のアニメ化発表にあわせて、自身のXに声明を投稿。株式会社ワイソーシリアスやアニメ『NEEDY GIRL OVERDOSE』との関係性について現在の状況を説明した。
それによると、2025年10月に株式会社ワイソーシリアスから「nyalraを外さないとアニメを中止にする」と宣言され、現在はイベント出演やインタビューといったプロモーション活動から外されてしまっているという。
一連の問題については現在も弁護士を通じて協議中。「正式な解決に至った際には、改めて皆さまにご報告いたします」と報告している。
声明発表後には、にゃるらさんが自身のXで状況を補足。該当のポストによると、7月までに納品された脚本や作詞は全て株式会社ワイソーシリアスの所有物となっている。
また、7月以降に支払われる金銭はにゃるらさんに入金される予定はないと、株式会社ワイソーシリアスからアニプレックスに説明があったとのことだ(外部リンク)。
ディレクター/プログラミング担当のとりいさんも売り上げの配分を止められる
11月7日には『NEEDY GIRL OVERDOSE』のディレクター/プログラミングを担当したとりいめぐみさんも、自身が代表をつとめるXemono社のホームページで状況を説明(外部リンク)。
斉藤大地さんから『NEEDY GIRL OVERDOSE』関連の不当な要求が続き、相談に取り合ってもらえない状況が続いたため、2023年4月に連絡用のチャットグループから外れたという。
2023年5月以降は、『NEEDY GIRL OVERDOSE』売上の分配は止められたものの、追加コンテンツの不具合の修正を要求されたと説明した。
株式会社ワイソーシリアスは対価を支払っていると主張
今回、株式会社ワイソーシリアス側から発表された声明では、2025年4月ににゃるらさんより『NEEDY GIRL OVERDOSE』原作チームからの離脱の申し入れがあり、それを受諾したと説明。
給料の未払いに関しては、にゃるらさんに契約に基づきゲームおよびIP関連収入の対価を適切にお支払いしていると補足。他スタッフに関する記述は確認することができなかった。
本件に関しては多数の関係者が関与しているため、個別の経緯や詳細については、秘密保持義務および関係者への影響を考慮し、現時点での公表は控えるとしている。
この記事どう思う?
関連リンク

0件のコメント