夏! レジャーシーズン! 肉を焼こう!
7月、すでに東京の気温は37度。今年も厳しい夏になることが予想されます。
こんな暑さでもレジャーに出かけて、BBQことバーベキューをしたい。そしてどうせバーベキューするなら、本格的に肉を焼きたい。
Netflixの『バーベキュー最強決戦!』は、そんな野心的な貴方にうってつけの料理番組。この番組で予習して、本番でみんなの視線を釘付けにしましょう。
「俺の血液型はBBQソースだ」達人たちが火花を散らす
『バーベキュー最強決戦!』は、各地から集まったバーベキューの達人たちが、バーベキューチャンピオンの称号を目指して火花を散らすアメリカの料理番組。
そもそも、日本でバーベキューと呼ばれるものは、アメリカでは「グリル」に相当。短時間で焼くグリルに比べて、アメリカのバーベキューでは巨大な塊肉を低温でじっくり何時間も焼き上げます。
シーズン1の第1話でも、与えられた制限時間の5時間半に対して、挑戦者から「普段は10時間かける」との言葉が飛び出します。
オーブンの温度管理に気を配り、合間に肉に添える副菜を用意する。一瞬の気の緩みや、時間管理が最終的な味に影響していく……。
そう、バーベキューは日本に住む我々の想像をはるかに超えた食文化なのです。
各地に広がるバーベキューの歴史を体現する達人たち
バーベキューの達人たちが挑むのは、基本的なバーベキューのコンボセットや野生動物のジビエ、さらには南北戦争以前や入植時代のバーベキューの再現、一晩かけた豚1頭の丸焼きまでの様々な課題。
バーベキューの達人たちは各地域の食文化をレペゼンし、この番組に挑んでいます。
彼らが用意するのは各地域のソースや副菜、デザート。焼き方にも、それぞれの地域の特色があらわれています。
豪快で大味だと思っていたアメリカの食文化に、こんな深みと広がりがあったのかと驚かされること間違いなし。
気づけばBBQ達人たちに親しみすら芽生えている
約40分の番組は毎回、審査員の評価が低かった1人が脱落していく形式。
去り際には、個性あふれる達人たちの人柄に、いつの間にか親しみすら感じている自分に気づきます。
お互いの健闘を称え合う紳士的な振る舞い。ミスした誰かを励まし、手伝いさえする互助の精神。
亡くなった親友のレシピを携えて大会に挑む達人の姿には、アメリカンスピリットの何たるかさえ学べるはずです。ただのバーベキュー番組だと思っていたのに。
『バーベキュー最強決戦!』はシーズン1が全8話。シーズン2も同じく全8話、さらに7月4日の独立記念日からはシーズン3が配信されます。
ただのバーベキューとは思えない熱量のこもったこの番組で、これからの夏真っ盛り、河川敷でのバーベキューに備えましょう。
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