リリースを記念して制作されたTシャツが、鎖GROUPのECサイトで販売されている。
なお、NORIKIYOさんは大麻取締法違反で逮捕・起訴され、2023年6月20日から刑務所に収監。現在は3年間にわたる服役生活を送っている。
NORIKIYO「Grow Your Own Dreams!」
新曲「The Grower's Club Anthem」のビートを手がけたのは、7月にリリースした楽曲「Their Stories Continue feat. D.O」のプロデュースを担当したトラックメイカー・I-DeAさん。エモーショナルなトラックの上に、NORIKIYOさんが「普通ってのがやっぱ一番難しいが、冬の後に春ってのが来るらしいんだ」とラップする。
「今はそっと根を張る」「ステージに戻って再会を果たす時って向日葵が咲く様な真夏の日?」といったラインが並んでおり、彼のファンなら「あの曲の歌詞をセルフサンプリングしているのでは?」と気づくかもしれない。
NORIKIYOさんのコメント
きっと俺の夢も貴方の夢も誰かに用意してもらうものでは無いと思う。それは自分自身で育てて咲かすべきなんだ。それにはいつも時間と辛抱が要るけど、Grow Your Own Dreams!
鎖GROUPからのコメント
この新曲のタイトルに関係する罪で裁かれ獄中に居るNORIKIYO。反省し懲りている人間ならこのタイトルは付けないはずだ。「The Grower's Club Anthem」と題されたこの曲でNORIKIYOは何をGrowしてどんな花を咲かせたいのか?何の為に?誰の為に?勘が良いファンならセカンドバースの最後の言葉を聴いてこの曲のプロデュースがI-DeAである事を知れば深く頷く事になるだろう。
アルバム『犯行声明』で話題のNORIKIYO
NORIKIYOさんは、1999年頃に神奈川県相模原市で結成されたヒップホップユニット・SD JUNKSTAのリーダーをつとめるラッパー。ソロでも活動し、SEEDAさんの楽曲などに参加。2007年に待望の1stアルバム『EXIT』を発表した。
このアルバムに収録されている楽曲リリックの9割は、2022年に大麻取締法違反で逮捕された勾留中に書き上げた。
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楽曲情報
NORIKIYO「The Grower's Club Anthem」
- リリース
- 2023年9月28日(木)
- レーベル
- 鎖GROUP
Lyrics by NORIKIYO
Produced by I-DeA
Mixed & Mastered by I-DeA
歌詞
「こいつの前科前歴を見れば片手じゃ…」
って言ってた検事に言いたかったよ “くだらねぇな”
固定観念ってのに未だ囚われた
社会が言う「お前は娑婆とお別れだ」
人生に巻き戻しボタンは無しだもんね
振り向き俯いて言うのか足跡へ?
汚れちまった手ついてさ「立ち直れ」
って言うより今日ね伝えたいのは「有難うね」
あの本音ってもんにさギュッと蓋したもん
腐って肥やしになったんじゃ活かしちゃおう
そう思えば他人を恨んでた卑しさも
なんだか今日 全部許せた気がしたよ
例え中で自由ってのを奪われたとしても
娑婆でこの歌は流れる
自分に言うぜ「馬鹿」って 今こそ笑え
行くしかねぇなら良いんだ…「そんじゃまたね」
社会が充てがうのは錆びた定規
それが誰かをね罰した時
頬を伝った雨が落ちてった
墓穴に今種播く
I want to grow for you. And I’m Looking in the mirror.
マジな話なぁどうなんだよ?無事か今?
普通ってのがやっぱ一番難しいが
冬の後に春ってのが来るらしいんだ
だからそう そっと根を張る
今はそう そっと根を張る
せめてそう そっと根を張る
今はそう そっと根を張る
秒針は文字盤で今勝手に
回って黙って時間は去っていく
最中抗う 自分に頷きに行くが
神は誰も助けねぇ
何故俺ら人間って者はどうして?
未だ間違いながら蛇行してく?
振り落とされそうなって辛うじて思う
"自分を嫌いになるこたもうしねぇ"
I want to talk to you. And I’m Looking in the mirror.
弱さを束ねてそっと口走った
その言葉を見て胸をふるわした
独りよがりの俺にも来る明日
枯らさずGrowするにはまだ少し
時間を要する でもやるよ只ストイック
ステージに戻って再会を果たす時って
向日葵が咲く様な真夏の日?
I want to grow for you.
I want to grow for you.
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