FENNELと音楽 MAH監修の音楽スタジオとは?
MAH めっちゃ驚いたのは、OZくんとFENNELでムービーを出したじゃん? 実際、OZくんはこのe-Sportsチームの中で何をやってるの?OZworld まず最初にやったのは"FENNELの応援歌"というか、自分のコンプレックスにオーバーカム(打ち勝つ)するための曲をつくったんです。
OZworld これからもっと色々やろうと思っていますが、ちょっとその……このe-Sportsチーム、おかしくないですか(笑)?OverZenithCUP
— OverZenithCUP (@OverZenithCUP) October 26, 2022
10.30 19:00〜
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MAH おかしいね、ラッパーが所属するのも音楽スタジオがあるのも、意味がわからない(笑)。
OZworld このスタジオだけ見たら、e-Sportsチームだと思わないですよね。こういうぶっとんだチームと巡り合えたのはご縁があるなと思うし、こういうスタジオができたなら音楽でもっとうまく関わっていったり、自分のできることを活かしたりして貢献したいなと思ってます。
──そもそもMAHさんの監修で音楽スタジオを制作することになった経緯は?
MAH プロゲーマーやストリーマーが自分の番組に出演してくれるようになって、FENNELとも仲良くなったんです。
「『Apex』のコーチングしてほしい!」と相談してFENNELから色んな人を紹介してもらったり、仲良くさせてもらっていたら、スタジオをつくるっていう話を聞いたんです。最初は「え? なに言ってるんですか?」って思ったくらい(笑)。
FENNELとしては「音楽について何かやってみたいけどやり方がわからない!」という思いがあって、そこで「スタジオを新設するならこういうつくりの方がアーティストさんは使いやすいよ」という感じでアドバイスしていきました。 ──スタジオのコンセプトはどう決まったんですか?
MAH FENNELから話をうかがいながら徐々に提案していくなかで、サイバー感があってスタイリッシュな感じに固まっていきました。装飾やライティングに関しても、天井にLEDをビシっと張ってみようとアイデアを出して。
──さながら"ゲーミングスタジオ"みたいな。
MAH ゲーム関係のブースにあるオシャレさを音楽スタジオにも取り入れた方がいいんじゃない? なんて思って。音楽スタジオってどうしてもウッド調なところが多いじゃないですか。だからこそ、こういう暗くてカッコいい感じに仕上げました。
MAH ゆくゆくは色んな人が使ってくれれば良いなと思っているけど、まずは自分たちの知り合いに使ってもらうところから。使っていくことでスタジオの音も育っていくものだしね。それこそOZくんが使っても良いし、俺らが使っても良いしね。
──しかも、隣にはMAHさんのプライベートスタジオがある形ですよね? MAH そうですね。俺の音楽制作用デスクとゲーム配信ができるデスクがあって、まさに俺のオフィスのようになっていますね。
自分自身が都内にプライベートなスタジオや拠点がほしかったので、FENNELのお話をもらった時に相談したら話が噛み合ったんですよね。
FENNELスタジオの音響面でのこだわり
MAH そんなに広くはないけど音響面でも都内でもかなり高レベルなものになっていて、無駄なものは逆に省いていて使いやすいと思います。──音響的にこだわった部分はありますか?
MAH SiMと10年以上の付き合いがあるエンジニアさんと一緒にこのスタジオを手伝ったんです。
その方のこだわりも詰まっていて、ギターアンプが壁に埋め込めるようになっていたり、今後はスピーカーを天井につけて「上から音が降ってくる」感じにしていったり。
OZworld 話聞いてても「音が降ってくる? 神の声?」みたいな、正直想像ができてないです(笑)。
MAH なんというか「音に囲まれる」みたいな感じになるかな。 MAH ラッパーのレコーディングって、こういうスタジオを使うことはあるの?
OZworld ラップは、究極自分1人がいれば完結することができるので、宅レコの人もいるし、自宅スタジオをつくってしまう人も多いですね。ある程度のポジションまでいけば、こういったスタジオで収録する方もいます。
日本のヒップホップは、カルチャーとしてここ数年で一気に伸びてきている影響もあって、自分たちだけで完結させたい人が多いのかなと思います。
あと「音がめちゃ良いから良い曲」というだけじゃなく、「(音は)雑なんだけど良い」と許容される部分も文化的にあって。ヒップホップはいろんなスタイルがある音楽だと自分は感じています。
MAH 俺らバンド業界には「レコーディング期間」というものがあるんだよね。1日目はあのパートが録って、2日目はこのパートが録って、ボーカルはここまでに収録してという風に、ちゃんと順々に録っていく。
それ以外の日はほとんどライブか制作をしているわけだけど、俺は「ボーカルをここまでに録る」というのが特に嫌で。その日までに喉をつくっておかないといけない。しかも期間で区切ってもらっているからこそ、どうしても妥協しちゃう部分も出てきてしまう。
FENNELのスタジオやプライベートスタジオも、作業していて「今いけそうだ」と思ったその場で歌を録れるようにしたかったからで。ゲームしながらでも「あの曲のボーカルを録ろう」と思った時に、CDにするレベルでレコーディングできるので、ボーカルのレコーディング期間をとらなくて済むようになったんです。
OZworld 素敵ですね。俺はしっかりと録りたい時と、瞬間のシチュエーションを大事にしたい時があって、ベッドに横たわってマイクを上からぶら下げて「無重力レコーディング」なんて方法も試したこともあります(笑)。 OZworld 自分も時間に制約されることから逃げるためにそういう動きをしたので、制作しやすい環境をつくったり見つけたという意味では一緒なんだなと思います。
MAH 「今日からドラムを録音します!」という日までに終えなければいけなかったけど、レコーディングの順番を気にせず音をバンバン加えることができる。言ってしまえば、制作時間が無限にとれるんですよ。
この変化は大きいことで、そんなスタジオをゲーミングチームがつくってくれたっていうのは、やっぱりすごい話だなと思います。
この記事どう思う?
番組情報
スペースシャワーTV「FENNEL presents OZworld × MAH」
- 出演者:OZworld、MAH
- 放送日時:9月6日(水)
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4件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:9201)
わかる
だからジェシーとケンケンが
釈放されたとき
謝るのは当たり前やけど
例の部分には強気で言ってほしかった
舐達麻みたいにね…
ロックスターって
今はラッパーの事かよ
って少し悲しかった
匿名ハッコウくん(ID:9200)
わかる
だからジェシーと
けんけん
匿名ハッコウくん(ID:9190)
>“絶対に逮捕されない”“絶対に炎上しない”バンドにお客さんがつくようになって、持てはやされるようになった。
HIPHIPも同じようになったらキツいな