WIT STUDIOと株式会社rinna、そしてNetflix アニメ・クリエイターズ・ベースの共同制作アニメ『犬と少年』が、NetflixのYouTubeチャンネルで公開された。
本作は約3分のアニメーションで、全カットの背景画にAIの画像生成技術が活用されている。
『SPY×FAMILY』(CloverWorksと共同制作)や『Vivy -Fluorite Eye's Song-』などのアニメ作品を手がけるWIT STUDIO。そしてAIサービスの開発・運用を行う株式会社rinna。
この3者による第1弾プロジェクトとして発表されたのがアニメ『犬と少年』だ。
3者は本作の制作と並行して、アニメの背景画を生成するツールの開発にも挑戦しており、背景美術においてAIを用いた最新技術がどこまで活用できるか実験を行っていたという。
その成果は、Netflixの公式サイトで、アニメの監督をつとめた牧原亮太郎さん、撮影監督の田中宏侍さん、プロデューサーの櫻井大樹さんが語っている(外部リンク)。
その全カットにAIによる画像生成ツールが用いられているとのことだが、活用例の一部が最後のエンドロールで端的に紹介されている。
草案となる手書きのレイアウトをAIが整え、最終的に手作業で完成させるまでの興味深い内容になっているため、アニメ本編と併せて是非チェックしてみてほしい。
本作は約3分のアニメーションで、全カットの背景画にAIの画像生成技術が活用されている。
Netflix、WIT STUDIO、rinnaが制作した『犬と少年』
アニメの制作ツールや技術の進歩を長期的に支えるべく、2021年9月にNetflixが開設したNetflix アニメ・クリエイターズ・ベース。『SPY×FAMILY』(CloverWorksと共同制作)や『Vivy -Fluorite Eye's Song-』などのアニメ作品を手がけるWIT STUDIO。そしてAIサービスの開発・運用を行う株式会社rinna。
この3者による第1弾プロジェクトとして発表されたのがアニメ『犬と少年』だ。
3者は本作の制作と並行して、アニメの背景画を生成するツールの開発にも挑戦しており、背景美術においてAIを用いた最新技術がどこまで活用できるか実験を行っていたという。
その成果は、Netflixの公式サイトで、アニメの監督をつとめた牧原亮太郎さん、撮影監督の田中宏侍さん、プロデューサーの櫻井大樹さんが語っている(外部リンク)。
エンドロールに画像生成ツールの活用例
ネタバレになるため詳細は省くが、『犬と少年』は約3分のアニメーションなかで多くの場面転換が行われており、主役の少年とロボット犬を巡るストーリーに合わせて様々な背景画が描かれている。その全カットにAIによる画像生成ツールが用いられているとのことだが、活用例の一部が最後のエンドロールで端的に紹介されている。
草案となる手書きのレイアウトをAIが整え、最終的に手作業で完成させるまでの興味深い内容になっているため、アニメ本編と併せて是非チェックしてみてほしい。
この記事どう思う?
0件のコメント