というコメントと一緒にTwitterで公開された、「南無阿弥陀仏」がポップな書体で書かれた掛け軸の画像が話題です。
こちらは、京都のお寺で副住職をしながら、ライターやフリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』の編集長としても活動している稲田ズイキさんの実家にあった掛け軸。
お話を聞くと、「昨日たまたま友達がお寺に遊びにきたから父と一緒に家を案内してたら、何気なく父がそう説明したので、僕も友達も『え〜〜〜!?!?!』っていう感じでした(笑)」と、稲田ズイキさんもびっくりの顛末でこの事実が判明したそうです。
ポップな「南無阿弥陀仏」を書いたのは江戸後期のお坊さん
このポップな「南無阿弥陀仏」を書いたのは、江戸後期の「徳本」なる著名なお坊さん。ほんまにそのアニメロゴっぽすぎる書体が徳本の作なのか!?とコメントがあって、慌てて調べたんですが、来迎寺という寺院に所蔵されているもののようです。もしなにかしら間違えていたら父とともに勉強いたします。
— 稲田ズイキ (@andymizuki) October 23, 2022
特徴的な書体は、文字の端を剣のように鋭くすることで、悪い因縁を断ち切るという意味を込めた「利剣名号」と呼ばれるものなんだとか。
なお、画像の掛け軸は写しで、本物は来迎寺という寺院に所蔵されていると稲田ズイキさんは説明しています。
時代を超えるアートな表現?
江戸時代と現代の思わぬ繋がりを感じるアーティスティック掛け軸でしたが、現代らしいアートの最新型といえばNFTでしょう。KAI-YOU.netの記事にもたびたび登場しているアーティスト・たかくらかずきさん手がける仏像NFTのプロジェクト「BUDDHA VERSE」に、稲田ズイキさんも参加(煩悩モンスター原案&仏教監修)しているとのことなので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
今から200年後あたりの人々が「今っぽい!」なんて言って話題にするNFT……かもしれません。
皆様のおかげで『NFT BUDDHA』や『YOKAIDO』などの『BUDDHA VERSE』シリーズは1周年を迎えることができました🙏🥳🙏これからもデジタルデータの価値追求、そしてNFTアートと現代美術を繋ぐため、楽しくやってゆきたいと思います🥷どうぞお付き合いくださいませ🔥🙏☺️🙏🔥https://t.co/gDYSGt208v pic.twitter.com/kJw2sso3fI
— 堕禍愚羅迦頭氣頑駄無 (@_takakurakazuki) October 1, 2022
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連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
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