アニメ作家 安田現象、初長編『メイク ア ガール』 劇場公開に向けクラファン

アニメ作家 安田現象、初長編『メイク ア ガール』 劇場公開に向けクラファン
アニメ作家 安田現象、初長編『メイク ア ガール』 劇場公開に向けクラファン

安田現象さんの初の長編アニメ『メイク ア ガール』設定資料より「イメージボード 0号」

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アニメ作家・安田現象さん初の長編アニメーション作品のタイトルが『メイク ア ガール』に決定。

2024年夏の劇場公開に向けてクラウドファンディングが行われることが発表された。

クラウドファンディングはCAMPFIREで8月26日(金)12時に公開(外部リンク)。10月31日(月)23時59分まで行われる。目標金額は1000万円。

【画像12点】『メイク ア ガール』の背景やイメージボード

話題になった短編『メイクラブ』をベースにした『メイク ア ガール』

『メイク ア ガール』は、株式会社ゼノトゥーンと安田現象さんが共同で開設した3DCGスタジオ「安田現象スタジオ by Xenotoon」で制作。安田現象さんが初めて長編作品の監督をつとめる作品でもある。

本作のベースは、安田現象さんがかつて1人で制作し、2020年2月に公開した短編3DCGアニメ作品『メイクラブ』。

自らの彼女となる存在を科学的に創り出した高校生・明と、人造彼女・0号による恋愛関係、そして多彩なアクションシーンが描かれ話題を呼んだ。
安田現象さんの自主制作アニメ『メイクラブ』
『メイク ア ガール』では、主人公・明と、明が科学的につくり出した彼女・0号を中心としたストーリーが描かれる。

また、少人数のスタジオで2Dセルアニメ調のフル3DCG長編アニメを完成させる世界でも類の無い取り組みで、2024年夏の劇場公開を目指し制作されている。

明のキャラクターデザイン

0号のキャラクターデザイン

ソルトのキャラクターデザイン

Blenderを駆使する3DCGアニメ作家・安田現象

安田現象さん

安田現象さんは、Blenderを使った3DCGアニメーションで知られるアニメーション作家・監督。

制作における全工程を一人で担当しており、「カレーを一晩寝かせる女の子」「呪いの人形」シリーズをはじめ、TikTokなどで公開しているショートアニメが大きな反響を呼び、2022年8月現在、Twitterでは33万、TikTokでは250万を超えるフォロワーを有する。
自主制作アニメ『異世界システム』
長編アニメのベースとなった自主制作アニメ『メイクラブ』は、日本で最も歴史のあるCGアニメコンテスト「第29回CGアニメコンテスト」(2020年)で入賞。安田現象さんが手がけたもうひとつの作品『異世界システム』も同時に入選しており、2作品同時入賞・入選という快挙を成し遂げた。

また『メイクラブ』をきっかけに、「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲「正しくなれない」のMVも制作しており、いわば出世作となった作品が、長編アニメ作品としてどのように生まれ変わるのか注目したい。
ずっと真夜中でいいのに。「正しくなれない」MV
©︎2022 安田現象/Xenotoon
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