実はこれ、全て風船でつくられているんです!
バルーンアートの一種であるバルーンフラワーという技法でつくられており、独特の曲線で造形された姿からは、どこか神秘的な雰囲気が漂います。
Twitterに投稿され大きな反響を呼んだファンタジックなバルーンアートの作者・谷川雄馬さんは、独学で作品をつくりあげたそう。今回は作品の着想や制作のこだわりを聞きました。
精巧な造形を可能にした技法「バルーンフラワー」
Caravan(キャラバン)の名でバルーンアーティストとして活動する谷川雄馬さんが制作したバルーンフラワー。これは風船に針金を入れて形をつくる造形手法です。手法としては昔からあるようですが、谷川雄馬さんは「近くに学べる場所がなかった」ことから、この手法を独学で身につけたと言います。
制作時には、立体作品として全体のバランスを意識。また「幻獣の制作は実在する生物をモチーフにすることが多いので、体の骨格や特徴を実際に画像などで見ながら表現できるように気をつけている」と、こだわりを語ります。#ホイップスペース
— 谷川雄馬(たにがわゆうま) (@balloon_yuma) June 24, 2022
バルーンアートです!
この世にいない幻獣とお花を産み出してます。
ホイップスペースも影響もありまして、フォロワーさんが150人ぐらい増えました(笑)
今日も宜しくお願いします! pic.twitter.com/io5zRJUMGi
谷川雄馬さんいわく、こうしたファンタジックな生物を「立体で制作している人をほぼ見かけたことがない」ため、「構造などを1から考えないといけない部分は苦労します」とのこと。
独創的なデザインと、独学で身につけた技術。だからこそ、ほかにはない魅力を持つ作品が生まれるのかもしれません。
作品の着想は「頭の中にあるファンタジーな世界」
谷川雄馬さんは、作品をつくる時に「漠然と頭の中に存在している感じで、パッと思いついた物を作品にすることが多いです。その為、思いついたモチーフはメモするように心掛けてます」と話します。もともと好きなゲームがファンタジーな世界観にも影響を受けており、頭の中にオリジナルのファンタジー世界の物語があるのだとか。
「その中で生活している人々のお話や伝承が元になっています」と作品の着想を語る谷川雄馬さんですが、その世界の全貌はどんなものなのでしょうか。
神々しい幻獣のバルーンアートを見ながら、空想してしまいそうです。
#俺が作るとこうなる
— 谷川雄馬(たにがわゆうま) (@balloon_yuma) June 21, 2022
バルーンアートです。 pic.twitter.com/K7WVoH6pQP
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