ここにあるのは、精巧につくられた24羽の不死鳥のオブジェ。
一見、種も仕掛けもないように見えますが、目を疑うようなギミックが存在し──。
\ガシャン/ 翼と尾が綺麗にハマって、パズルのように合体……!?
\ガシャン/ 最終的には球体に……!??!?
この作品をTwitterで公開した制作者のテセ松さんによれば、「テセレーションボール」と呼ばれるジャンルの作品なのだそう。テセレーション(tessellation)とは、図形を隙間も重なりもなく敷き詰めることを指す言葉です。
今回KAI-YOU編集部は、テセ松さんにこの緻密な作品がつくられた経緯を聞きました。
【画像10点】テセ松さんの「テセレーションボール」
タイリングアートを始めたのは2年ほど前。
ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するモンスター・サボテンダーを「模様にできそう」とふと思い、試しに手書きで描いてみたところ、綺麗に隙間なく敷き詰めることができたのがキッカケとのこと。
これまでに、ドラゴン60匹や騎士60人による「テセレーションボール」を発表してきたテセ松さんですが、制作手法はなんと「自己流」。
様々な多面体の面同士の繋がりや面形状を観察し、平面におけるテセレーションのアプローチを応用できる多面体(今回の場合は三方八面体)を発見。それをもとに多面体で敷き詰めてから球体にしているそうです。
不死鳥の特徴の一つである翼や羽の造形がはっきり美しく見えるように、羽を階段状にかつ整然と並べるように何度も微調整を行ったそうです。 最後に、タイリングアートの魅力をテセ松さんに聞くと、「好きなモチーフのポーズを変えたり形状を変形させたりすることで、ぴったり隙間なく敷き詰められた時の達成感を楽しめること」と答えてくれました。
「絵を描く楽しさとパズルを組む楽しさの両方を味える」そうです。
一見、種も仕掛けもないように見えますが、目を疑うようなギミックが存在し──。
\ガシャン/ 翼と尾が綺麗にハマって、パズルのように合体……!?
\ガシャン/ 最終的には球体に……!??!?
この作品をTwitterで公開した制作者のテセ松さんによれば、「テセレーションボール」と呼ばれるジャンルの作品なのだそう。テセレーション(tessellation)とは、図形を隙間も重なりもなく敷き詰めることを指す言葉です。
今回KAI-YOU編集部は、テセ松さんにこの緻密な作品がつくられた経緯を聞きました。
【画像10点】テセ松さんの「テセレーションボール」
精巧すぎるタイリングアート、制作手法はなんと自己流
マウリッツ・エッシャーさんの敷き詰め絵のような、タイリングアートを中心にイラスト・造形を手がけるテセ松さん。タイリングアートを始めたのは2年ほど前。
ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するモンスター・サボテンダーを「模様にできそう」とふと思い、試しに手書きで描いてみたところ、綺麗に隙間なく敷き詰めることができたのがキッカケとのこと。
これまでに、ドラゴン60匹や騎士60人による「テセレーションボール」を発表してきたテセ松さんですが、制作手法はなんと「自己流」。
様々な多面体の面同士の繋がりや面形状を観察し、平面におけるテセレーションのアプローチを応用できる多面体(今回の場合は三方八面体)を発見。それをもとに多面体で敷き詰めてから球体にしているそうです。
作者「絵とパズルの楽しさ両方を味わえる」
今回の作品で不死鳥の数が24羽なのは不死(ふし=24)とかけているからで、こだわりは「モチーフの再現性とパズルの再現性の両立」と話すテセ松さん。不死鳥の特徴の一つである翼や羽の造形がはっきり美しく見えるように、羽を階段状にかつ整然と並べるように何度も微調整を行ったそうです。 最後に、タイリングアートの魅力をテセ松さんに聞くと、「好きなモチーフのポーズを変えたり形状を変形させたりすることで、ぴったり隙間なく敷き詰められた時の達成感を楽しめること」と答えてくれました。
「絵を描く楽しさとパズルを組む楽しさの両方を味える」そうです。
24(ふし)羽の不死鳥を3Dプリンタで召喚し、蘇生アイテムを精製してみました。 pic.twitter.com/wbgItK8X7i
— テセ松 (@Tesematsu) June 1, 2022
組立過程を1分にまとめてみました。実際は4分くらい。 pic.twitter.com/TWK7BTSz5v
— テセ松 (@Tesematsu) June 2, 2022
精巧すぎる造形物たち
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