連載 | #347 ポップな画像を紹介してみた

違和感だらけ! 精巧すぎる信号機のジオラマに脳が敗北宣言

違和感だらけ! 精巧すぎる信号機のジオラマに脳が敗北宣言
違和感だらけ! 精巧すぎる信号機のジオラマに脳が敗北宣言

よく見てみると…?/画像はすべてMAJIRIさん提供

POPなポイントを3行で

  • Twitterに投稿された都市の風景写真
  • よく見ると違和感が…?????
  • 「よりリアルに見えるよう工夫しています」
Twitterを眺めていたら、ふと目に留まったある写真。

青い空、奥に見える住宅街、まっすぐに立つ信号機、それを指で挟む左手……。

信号機を指で挟む左手!?!??

この1/24スケールの精巧な信号機をつくったのは、都市モデラーのMAJIRIさん。

MAJIRIさんは都市風景のジオラマを制作しており、そのメイキング動画やジオラマを撮影した動画などを「Cityscape Studio」というYouTubeチャンネルで公開。また、同名サイトで3Dプリンターで製造した部品の販売をしています。

今回、KAI-YOU編集部は、MAJIRIさんにジオラマづくりをはじめたきっかけや、制作手順、こだわりのポイントなどを聞きました。

【画像】精巧すぎる1/24スケール信号機(全9枚)

「都会の街並みが好き、それを机の上に再現したい」

MAJIRIさんが本格的にジオラマづくりをはじめたのは大学4年生のとき。

コロナ禍で自宅待機となり、その時間を有効活用できないかと思ったのがきっかけだったそうです。

都会の街並みが好きなので、それを机の上に再現したいという欲求からジオラマをつくっています」と当時を振り返ります。

MAJIRIさんに聞く、ジオラマのつくり方

塗装前のパーツ

ジオラマづくりの手順について聞くと、「まずモデルとなる場所で実物を撮影する」とのこと。

その資料をもとに、3次元の設計支援ツール(3DCAD)で3Dデータを一から作成。それを自前の3Dプリンター・レーザー加工機で出力・加工してパーツをつくっていきます。

そのパーツ一つ一つをエアブラシや筆で塗装。組み立てを行って完成となります。

「よりリアルに見えるよう」細部まで再現

1円玉と比較

今回の信号機は、設計を含めて半月ほどで完成した作品。

大体の作品は半月から1ヶ月ほどで完成しますが、渋谷スクランブル交差点のジオラマは1年がかりだったとか。
【スクランブル交差点再現ジオラマ】総集編 1年以上の制作過程を30分に凝縮【DIY】Making a Diorama of the Shibuya Crossing in Tokyo
こだわった点について聞くと、MAJIRIさんは「都会のごちゃごちゃ感を再現するため、ケーブルや配管、それらを留める金具などまで制作しました。また、汚し塗装も行い、よりリアルに見えるよう工夫しています」と答えてくれました。

この信号機のメイキング動画も、近日中にYouTubeで公開される予定です。

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ポップな画像を紹介してみた

日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。

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