現在、SNS上で「PS2フィルター」と呼ばれる画像の加工が流行しているのをご存じでしょうか。
「PS2フィルター」は、画像をポリゴン数の低い3Dのような質感に加工した写真及びフィルターのこと。アプリ「Remini」やWeb上で公開されているプログラム「face-to-many」等でつくることができます。
2000年に発売されたPlayStation2の往年の名作が思い出されるとして、国内外で人気になっています。「PS2フィルター」の使い方とクオリティの高い投稿を、併せてご紹介します。
2024年の現代に、PS2っぽいグラフィックが蘇る
「PS2フィルター」は、2024年3月下旬ごろから海外のSNSユーザーによって投稿されはじめ、現在は日本でも流行。TikTokなどでHow to動画も投稿されるようになりました。
日本では、動画クリエイターのkemioさんや総合格闘家・平本蓮さんらが自身の写真を加工してSNS上で投稿しています。
「ファイナルファンタジー」や「メタルギア」「Grand Theft Auto」などの名作シリーズで知られるPlayStation2の質感が再現されているとして、「PS2フィルター」という名前が世界で定着したようです。
加工によっては、顔や背景に独特の影が映し出すこともできます。2000年生まれ(!)の筆者としては、PlayStation2というよりも、インディーゲームクリエイターユニット・Chilla's Art(チラズアート)の作品を彷彿とさせます。
2000年代風ファッションのトレンド「Y2K」の影響もあってか、InstagramなどでPlayStation2の作品を知らないであろう若者からも支持を集めていることがうかがえます。
アプリ「Remini」で「PS2フィルター」の実演
現在確認されている「PS2フィルター」の使い方ですが、主にスマートフォンアプリとブラウザ上のサービスを利用するケースが多いようです。
画像の高画質化などを行えるアプリ「Remini」が日本語に対応しています。
無料版では1日5回の制限付きですが、「Remini」のAIフィルター「ビデオゲームフィルター」を選択することで、全4種の加工が可能となっています。
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