本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)とニコニコ漫画が共同開催する漫画賞「次に来るマンガ大賞」のノミネート作品が発表されました。
今回発表されたのは、コミックス部門(40作品)とWebマンガ部門(60作品)の計100作品。気鋭の作品からすでに話題を集めている作品まで、多くの作品が並んでいます。
「次に来るマンガ大賞」は、公式サイトから各部門3作品まで投票することができる読者投票制の賞。7月11日(月)まで投票期間となっているので、推し作品がある人は、忘れず投票しておきましょう。
今回は、KAI-YOU.netにて漫画コンシェルジュとしてレビューなどを執筆しているコバヤシが、この作品が取るんじゃないか? という予想ランキングを発表します。
ジュニアフィギュアスケートという珍しい題材を扱っており、熱くも優しいスポーツ漫画として高い人気を誇っている同作。フィギュアスケートといえば、独自の採点方法があったり、リンクを練習で使わなければならない都合上、家庭のサポートが必要不可欠だったりと、特徴的なスポーツ。
それぞれにトラウマを抱えた少女・結束いのりとそのコーチをつとめる明浦路司を中心に、選手としての成長やスケート自体のシステムが丁寧に描かれており、筆者も大好きな作品です。
「次に来るマンガ大賞」には“シリーズ既刊が5巻以内の作品”という制限があるため、『メダリスト』は今回がラストイヤーとなる作品。さらに、同じく読者投票制である「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」では3位にランクインしています。
確実に、大賞を狙うポテンシャルがあると思います。
主人公・家谷光太郎が高校に入学すると、なぜか両親と小学3年生の妹、飼い猫までもが一緒に高校生になっていて…? というギャグ漫画。
一見シュールな設定ですが、普通に青春を送る光太郎やバレー部で青春に情熱をかける父・一郎など、家族それぞれのストーリーが面白く、1粒で何度もおいしい作品になっています。
そういった部分もあってか、毎週『週刊少年ジャンプ』を読んでいる漫画好きからの人気が特に高く、得票数には期待がかかります。
『あかね噺』は落語、『PPPPPP』はピアノ(クラシック)と、ジャンプではあまり見ない題材を扱っている作品です。
どちらもまだ連載が開始して間もない作品ですが、音声的な文化をうまく漫画表現に取り込んでおり、高い評価を獲得しています。
それぞれ現行の連載にて、『PPPPPP』では主人公がこれまでに戦ってきた相手や仲間が入り乱れる4対4のチーム戦が、『あかね噺』では学生向け落語大会の決勝戦が進行している最中。
どちらの作品も、主人公にまつわる因縁やほかのキャラクターたちの掘り下げが毎週行われていっているので、投票期間中の展開次第では、一気に得票数がブーストされる可能性があります。
今回発表されたのは、コミックス部門(40作品)とWebマンガ部門(60作品)の計100作品。気鋭の作品からすでに話題を集めている作品まで、多くの作品が並んでいます。
「次に来るマンガ大賞」は、公式サイトから各部門3作品まで投票することができる読者投票制の賞。7月11日(月)まで投票期間となっているので、推し作品がある人は、忘れず投票しておきましょう。
今回は、KAI-YOU.netにて漫画コンシェルジュとしてレビューなどを執筆しているコバヤシが、この作品が取るんじゃないか? という予想ランキングを発表します。
コミックス部門の期待ランキングベスト3
1位:『メダリスト』
今回の読者投票で一番の注目作といえば、やはり『月刊アフタヌーン』(講談社)の『メダリスト』ではないでしょうか。ジュニアフィギュアスケートという珍しい題材を扱っており、熱くも優しいスポーツ漫画として高い人気を誇っている同作。フィギュアスケートといえば、独自の採点方法があったり、リンクを練習で使わなければならない都合上、家庭のサポートが必要不可欠だったりと、特徴的なスポーツ。
それぞれにトラウマを抱えた少女・結束いのりとそのコーチをつとめる明浦路司を中心に、選手としての成長やスケート自体のシステムが丁寧に描かれており、筆者も大好きな作品です。
「次に来るマンガ大賞」には“シリーズ既刊が5巻以内の作品”という制限があるため、『メダリスト』は今回がラストイヤーとなる作品。さらに、同じく読者投票制である「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」では3位にランクインしています。
確実に、大賞を狙うポテンシャルがあると思います。
2位:『高校生家族』
次に注目したいのが、『週刊少年ジャンプ』(集英社)の『高校生家族』。主人公・家谷光太郎が高校に入学すると、なぜか両親と小学3年生の妹、飼い猫までもが一緒に高校生になっていて…? というギャグ漫画。
一見シュールな設定ですが、普通に青春を送る光太郎やバレー部で青春に情熱をかける父・一郎など、家族それぞれのストーリーが面白く、1粒で何度もおいしい作品になっています。
そういった部分もあってか、毎週『週刊少年ジャンプ』を読んでいる漫画好きからの人気が特に高く、得票数には期待がかかります。
3位:『あかね噺』『PPPPPP』
ノミネート作の中で見逃せないのが、『週刊少年ジャンプ』の『あかね噺』と『PPPPPP』の2作。『あかね噺』は落語、『PPPPPP』はピアノ(クラシック)と、ジャンプではあまり見ない題材を扱っている作品です。
どちらもまだ連載が開始して間もない作品ですが、音声的な文化をうまく漫画表現に取り込んでおり、高い評価を獲得しています。
それぞれ現行の連載にて、『PPPPPP』では主人公がこれまでに戦ってきた相手や仲間が入り乱れる4対4のチーム戦が、『あかね噺』では学生向け落語大会の決勝戦が進行している最中。
どちらの作品も、主人公にまつわる因縁やほかのキャラクターたちの掘り下げが毎週行われていっているので、投票期間中の展開次第では、一気に得票数がブーストされる可能性があります。
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