バーチャル美少女ねむ、ずん飯尾をバ美肉！ NHK「阿佐ヶ谷アパートメント」で存在感

4月11日に放送されたNHKのバラエティ番組『阿佐ヶ谷アパートメント』のメタバース特集にバーチャルYouTuber（VTuber）・バーチャル美少女ねむさんがゲスト出演。

芸能人の飯尾和樹（ずん）さんを「バ美肉」させ、「バ美肉」「お砂糖」など様々なメタバースのカルチャーを紹介した。

「仮想空間メタバースの世界」特集

NHK『阿佐ヶ谷アパートメント』は、阿佐ヶ谷姉妹が大家をつとめるちょっと変わったアパートで、個性豊かな住民たちが令和の新しい「当たり前」を届けるNHKのバラエティ番組だ。

4月11日の第2話「散歩びよりの夜に」では「仮想空間メタバースの世界」と題した特集を放送。飯尾和樹さんがなんと美少女アバターの姿になりメタバースの世界へ。

各種イベントや調査活動を行っている「メタバースの伝道師」であるVTuber・バーチャル美少女ねむさんの案内のもと、「バ美肉」「お砂糖」など様々なメタバースのカルチャーを取り上げた。

なお番組は、「NHK+」で4月18日（月）まで見逃し配信が行われている（外部リンク）。

バーチャル美少女の肉体になる「バ美肉」

メタバース特集におけるひとつ目のテーマは、メタバース世界でバーチャル美少女の肉体になる「バ美肉」。バーチャル美少女ねむさんは、「中の人」が大学の研究者であるゆみうすさんと女性であるシュネーさんの2人のバ美肉を紹介した。

性別に関係なく「なりたい自分」を楽しんだり、現実ではできないようなことにチャレンジしたりするメタバースでの「生き方」について言及。

飯尾和樹さんは「（自分は）おじさんじゃないんだ　今は」と、次第に自分自身も美少女になっていく体験を楽しんだ。

メタバースでの恋愛関係「お砂糖」

ふたつ目のテーマはメタバース世界での恋愛関係を意味する「お砂糖」。バーチャル美少女ねむさんは、お砂糖カップルのターキーさんとまきなさんの2人を紹介した。

現実での年齢・性別・外見に関係なく絆が生まれていく、メタバースならではのコミュニケーションの事例を取り上げた。

飯尾和樹さんは「そりゃモテますよ！ 17歳で50代の経験値を持ってるなんて」と、アバター時代の新しい恋愛の形に驚愕した。 なお、放送翌日の4月12日には、NHK非公式で番組に出演したメタバース住人によるアフタートークが、バーチャル美少女ねむさんのYouTubeチャンネルで配信された。

バーチャル美少女ねむ『メタバース進化論』発売中

番組では語り尽くせなかった、よりディープなメタバースの文化と可能性をについて、バーチャル美少女ねむさんは技術評論社より発売中の著書であるメタバース解説書『メタバース進化論』で紹介している。