マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ヴィジョンクエスト』のメイキング映像が、11月7日(土)に公開された。
今回公開されたのは、主人公・ヴィジョンの脳内環境「マインドスペース」の制作風景を収めた映像。
本作がAIをテーマにしていることもあり、同空間ではAIが生成した画像に見られる、現実ではあり得ない構造や不自然な造形を、実物のセットで再現している。
今回の映像には、主演のポール・ベタニーさんらが出演し、セットに仕込まれた様々な仕掛けが紹介されている。
AIから生まれた人造人間ヒーロー・ヴィジョン
『ヴィジョンクエスト』は、アメコミを原作とする実写作品シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に登場するヒーロー・ヴィジョンを主人公としたドラマ作品。
MCUにおけるヴィジョンは、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から登場している人造人間(シンセゾイド)。アイアンマンことトニー・スタークとハルクことブルース・バナーらによって生み出された。

MCUに登場するヒーロー・ヴィジョン(画像右)
その人格は、トニー・スタークが開発したAI「J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)」がもとになっている。
ヴィジョンが映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で死亡すると、そのボディが回収され、戦闘兵器「ホワイトヴィジョン」として復活。
ドラマ『ワンダヴィジョン』にて元のヴィジョンとしての記憶も取り戻し、今回のドラマ『ヴィジョンクエスト』では、自分を兵器として利用しようとする勢力から隠れて暮らす姿が描かれている。
生成AIによる不自然な画像をイメージしてセットを構築
本作に登場する「マインドスペース」は、ヴィジョンが日常生活で集めた情報を整理するための脳内環境。
トニー・スタークが開発したAI「F.R.I.D.A.Y.(フライデー)」「E.D.I.T.H.(イーディス)」などが暮らしており、ヴィジョンは彼女たちとの対話を通じて、人間を理解している。

『ヴィジョンクエスト』メイキング-2
この空間は色鮮やかな家具や調度品が並ぶ邸宅として描かれているが、内部には奇妙な仕掛けが施されている。
暖炉では本物の炎の代わりにドット絵の火が揺らめき、本棚やソファーは極端に傾いている。さらに、どこまでも続く廊下や、どこにもつながっていない階段も存在する。
こういった描写は、画像生成AIがつくり出す、一見自然に見えて細部のつじつまが合わない空間をイメージして制作されたもの。
主演のポール・ベタニーさんは、公開されたメイキング映像の中で「AIに考えさせた人間の家のような、不思議な空間だ」と語っている。
『ヴィジョンクエスト』は現在Disney+で独占配信中。12月18日(金)には、映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開も控えている。
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